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DDタープのステルス張り方【図解】3×3・4×4のフルクローズ【ポールの高さでの違い】

ステルス張り張り方 DDタープ

今回紹介するステルス張りは、DDタープといえばステルス張りと言えるくらい代表的な張り方です。
一見テントかと思うようなかっこいいフォルムで、雨や風をしのげてプライバシーも確保できる、タープ泊に適した張り方と言えるでしょう。
今回はそのステルス張りの張り方を、図解を交えて解説していきます。

ステルス張りに必要なのは?

ステルス張り必要なのは

テルス張りに必要なのは、3×3・4×4ともに以下のとおりです。

  • ペグ:10本程度
  • ポール:1〜2本
  • ロープ:3〜4本

が必要となります。

ステルス張りの高さに影響するポールの長さ

ステルス張りポールの長さ

ステルス張りには、メインポールがシェルター内に最低1本必要です。
ポールの長さはサイズによっても違いますし、人によっても異なります。

YouTubeをあげている方々を参考にしてみると、3×3の場合は90cm〜125cm、4×4の場合は135cm〜150cmが使われていました。

ポールの高さによって居住性やフルクローズのしやすさに影響するため、意外と重要なポイントです。

私がいくつか試した感じでは、

  • フルクローズにするなら、4×4で130〜135cmを目安にするとよい
  • 居住性を重視するなら、4×4で140〜145cmがおすすめ

です。

※フルクローズについては記事後半でも触れていますので、そちらも参考にしてください。

また、ステルス張りは高さが低めの設営スタイルなので、ポールの代わりにトレッキングポールを使うことも可能です。

ただし注意点として、ポールの先端がとがっているとタープを破ってしまう恐れがあるため、ポールエンドボール付きのものを使うか、タオルなどを巻いて先端をカバーする必要があります。

ポールエンドボール付きで伸縮が便利なポール

ポールエンドボールだけでも売ってます。

ステルス張りの張り方手順

ここでは3×3のDDタープを使って手順を進めていきます。基本的には4×4も同じ手順で大丈夫です。

ステルス張り張り方1

②④⑥⑧にペグダウン

⑮は⑯にずらしてペグダウン
⑲は⑱にずらしてペグダウン

ステルス張り張り方2

⑰とペグ打ちしたAにガイドラインを張る
⑬にポールを立てる

今回はポールの長さは100cmで設営していきます。

ステルス張り

ポールを立てた状態

ステルス張り張り方3

⑯と⑥にガイライン
⑱と⑧にガイライン

ステルス張り
ステルス張り張り方4

中にポールを立てて居住空間を広げてもよいですが、ポールが邪魔になる場合は、背面からポールとロープで引っ張り上げることで、中を広く使うことができます。

⑦にガイラインを結び、Bにペグダウンします。
ポールには、巻き結びを使うと微調整がしやすくておすすめです。

折り込む

①⑤は折り込む

背面ポール

背面を張り上げると居住空間が広くなる

ステルス張り張り方5

⑫⑭をペグダウンして完成

ステルス張りフルクローズについて

今回の3×3でそのままフルクローズにしようとすると、このようにペグダウンがうまくできず、きれいにフルクローズができません。

ステルス張りフルクローズ

ポールの長さを低くし、タープの張り具合やペグダウンの位置などで調整する必要があります。

ステルス張り4×4のフルクローズ

ステルス130

DDタープ4×4とポール130cmを使って、ステルス張りのフルクローズを試し張りしてみました。

ステルス張り130クローズド

ポール130cmですときれいにペグダウンができてフルクローズができます。

ただ、高さがあまり高くないので地べたスタイルになってしまいます。

ステルス130クローズ背面

ステルス張りポール130cmの背面

ステルス張りDDタープ4×4にてポールの長さ145cmの場合

少し居住空間(高さ)が欲しい場合には145cmくらいがおすすめです。

ステルス145正面

ステルス張りにポール145cm+ヘリノックスのチェアを入れてみました。
座ってみたところ、タープに頭が少しこすれましたが、座れなくはない感じです(身長172cm)。

もう少し座面が低いチェアであれば、より快適に過ごせそうです!

ステルス張り145背面

ステルス張りポール145cmの背面ですがポール130cmと比べると少し幅が狭くなり高さが出たのがわかります。

ステルス張りポール130cmの背面↓

ステルス130クローズ背面

タープ4×4・ポールの長さ145cmの場合のステルス張りフルクローズ

タープ4×4でポールの長さを145cmにした場合も、3×3のときと同様に、きれいにフルクローズすることができません。
そこで、少し改良を加えた形のフルクローズを試してみました。

ステルス張り145クローズステップ1

正面の2本のペグを抜くことで中央にペグダウンすることができます。

ステルス張り145フルクーローズステップ2

正面の三角の部分をで中に折り込むとこのような形になります。

かなり密閉されるので寒い時期には風や冷気から防げるのではと思います。

DDタープ4×4ステルス張りに道具色々入れてみた!

DDタープステルス張り

ステルス張りは、他の張り方と比較しても幕内を広く使える設営スタイルのため、コットやテーブル、チェアを余裕をもって置くことができました。

居室空間が四角くレイアウトしやすく、コットを置いてもまだスペースに余裕があるため、
写真の他にもクーラーボックスやコンテナ、暑い時期には扇風機なども設置できそうです。

ただし、高さにはそれほど余裕がないため、幕内で火器を使用した調理は避けましょう。

ポールエンドボールの代用品はダイソーでも入手可能!

ステルス張りポールエンドボール

ポールエンドは、Amazonでも1000円以下で購入できる商品があるため、ネットで手軽に手に入れるのもおすすめです。

また、今すぐ使いたい!という方には、ダイソーの「まごの手」を代用品として活用する方法もあります。
使用するのは、まごの手の先端についているゴルフボールのような形をした部分で、手で簡単に取り外せます。
これをポールの先端に差し込めば、即席のポールエンドボールに早変わり!

クッション性があり、適度な硬さもあるため破損しにくく、万が一壊れても100円で気軽に買い替えられるのが魅力です。

まとめ

というわけで、ステルス張りのフルクローズについて少しまとめると:

  • 4×4でのフルクローズは、ポールの長さ(=ステルス張りの高さ)によって変わる
  • ポールを長くして高さを出すと、フルクローズができなくなってしまう
  • 4×4で、きれいにフルクローズできるポールの長さは130〜135cmが目安
  • 高さを出したい場合は、ポールの長さを145cmにし、正面のペグを抜くことで「変形ステル

今回使用のDDタープ

私の中ではソロキャンプには欠かせないDDタープ。
3×3と4×4を状況に合わせて使い分けています。


DDタープ張り方はこちらも参考に

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