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ビークフライの張り方【図解】ポールの長さ・サイズは?DDタープ

ビークフライ張り方 DDタープ

DDタープの張り方のひとつ「ビークフライ」は、風よけや視線を遮る設営スタイルとして人気。必要なポールの長さやサイズ感、焚き火スタイルへの応用などを図解付きでわかりやすく解説します。

DDタープのビークフライの特徴

ソロキャンパーを中心に人気なのが「DDタープでのビークフライ張り」。
DDタープのビークフライは、焚き火をする時はもちろん、フルクローズすればタープ泊もできる万能な張り方です。
YouTubeでも多くの人が張り方や、ビークフライでの野営スタイルを紹介しており、今や定番ともいえる人気の張り方のひとつです。

ビークフライのメリットデメリット

ビークフライはオープン時はダイヤモンド張りやステルス張りと比べて真ん中にポールやガイロープがないので焚火がしやすいメリットがあります。
しかしオープン時のデメリットとしては囲まれる感じがなくかなりオープンな張り方なので風や寒さには弱いと感じました。

ビークフライのメリット

  • 張り方が簡単
  • 出入りがしやすい開放感のある構造
  • ポール位置が邪魔になりにくい

ビークフライのデメリット

  • 太陽の位置によっては、日差しが入り込みやすい
  • クローズ時は居住空間がやや狭く感じる

ビークフライのサイズ3×3・4×4

ビークフライサイズ3×3

ビークフライのフルクローズ時のサイズは

  • 3×3 間口3000mm 高さ1500mm 奥行き1500mm
  • 4×4 間口4000mm 高さ2000mm 奥行き2000mm

3×3はクローズ状態で寝るにはかなり狭くなるため、冬の使用は避けた方が無難です。

4×4ビークフライ

4×4の場合はサーマレスト(幅51×長さ183)置いてみても十分なスペースがあります。

ペグ・ポールの必要な本数は?

DDタープビークフライ

ビークフライに必要なペグとポールの本数は以下の通りです

  • フルクローズ時:ペグ×4本、ポール×1本
  • オープン時  :ペグ×5本、ポール×2本

ペグは、しっかりと丈夫なもので、30cm程度の長さがあると安心です。
私はスノーピークの「ソリッドステーク30」を使用しています。


ポールはかなり昔から持っているもので、どこのメーカーかは不明ですが、1500mmの比較的細めのポールを使用しています。

ビークフライのポールの長さは?

ビークフライにおすすめのポールは、タープの大きさによって異なります。

  • 3×3 の場合は 1.5m
  • 4×4 の場合は 2m

が、それぞれ2本必要となります。

ビークフライでは、タープの辺の半分の長さのポールを使わないと、きれいにフルクローズにできませんので、長さには注意して用意しましょう。

太さについては、それほど太くなくても問題ありません。直径2cm(φ2cm)程度を目安にすると良いでしょう。

長さを調節できるポールは、さまざまなサイズのタープに対応できるため、キャンプの幅を広げるアイテムとして非常に重宝します。

DDタープビークフライの張り方

ビークフライの張り方を、図解を交えながらわかりやすく解説していきます。
今回は3×3サイズでご紹介しますが、4×4でも基本的な張り方は同じです。

ビークフライ張り方

ビークフライは、タープを裏返しにしてセットします。
まず、Aの3か所をペグダウンします。ここが床面部分になります。

ビークフライ張り方

Bの部分にロープ用のペグを打ちます。R部分にはガイロープを結びます。

ビークフライ張り方

Pにポールを立て、Rのループ部分をポールの先端に掛けます。
その後、Rに結んだガイロープをBのペグに結びます。

ビークフライ張り方クローズド

カラビナで閉じればビークフライのフルクローズの完成です。

ビークフライ張り方クローズドサイドビュー

サイドから見たビークフライは、きれいな三角形のシルエットになります。

ビークフライ張り方クローズド後方

後ろから見たビークフライ。中央のループを引っ張ることで、居住空間を広げることができます。

ビークフライ張り方クローズド側面

タープビークフライをオープンにして焚火スタイルに

もう一本のポールを用意してビークフライをオープンにします。

ビークフライオープン
ビークフライオープン

DDタープ4×4ビークフライ張りにコット入れてみた!

DDタープ4×4ビークフライ張り コット

オープン状態ではコットを置いても開放感があり、虫の少ない時期にはお昼寝にもぴったりな快適さ。一方、フルクローズすると居住空間は狭く感じられるため、コット泊にはやや不向きかもしれません。

地面をカバーできる構造で荷物の軽量化にも◎

地面がタープで覆われる構造のためグランドシート不要で荷物を軽量化でき、底冷えしない季節ならタープ泊にも最適です。フルクローズできるうえに設営も比較的簡単で、居住性と機能性のバランスに優れた張り方です。

風対策は必須!ガイロープで補強を

ビークフライは風の影響を受けやすいため、特にオープンスタイル時には風向きに応じてガイロープの数を増やすなど、強度面の対策を行いましょう。

ビークフライの張り方を解説しました。
DDタープの張り方の中でも簡単な張り方なのでお勧めします。

まとめ:ビークフライは簡単&実用的な張り方

以上、ビークフライの張り方を解説しました。DDタープの張り方の中でも比較的簡単なスタイルなので、初心者にもおすすめです。

DDタープ張り方はこちらも参考に

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