「たまには都会の喧騒を忘れ、自然の多い中でゆっくり過ごしたい」
「テントは種類が色々あってどれを買えばわからない」
そんな方も多いのではないでしょうか。
キャンプをする際に、必要となる道具はいくつかありますが、テントはその代表的なものの一つです。
そこで今回は、キャンプで一番オーソドックスなテントである、ドームテントのメリット・デメリットなどの特徴や、購入する際の注意点、おすすめの激安ドームテント6選をご紹介します。
- ドームテントの特徴
- ドームテントとは
- ドームテントのメリット
- ドームテントのデメリット
- ドームテントの購入前の注意点
- 有名ブランドのものを選ぶ
- お求めやすい格安のドームテント6選
- DOD(ディーオーディー) ザ・テント5人用
- コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム 270 4〜5人用
- FIELDOOR フィールドキャンプドーム300
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント スクリーン ツールームドームテント
- スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム M
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エクスギア アルミ ファミリー ジオ ドーム
- 安くて安心のドームテントでテントデビュー
ドームテントの特徴

テントにはトンネル型テント、ワンポール型テント、ワンタッチ型テントなど、さまざまな種類があります。まずはドームテントがどのようなものなのかを確認しましょう。
ドームテントとは

ドームテントとは、名前の通りドーム型をしているテントです。
ほとんどのドーム型のテントは、2本の骨組みとなるポールを組み立て、それをテントの生地に通し、2本をクロスさせることによってテントを固定します。
その後、フライシートを被せ、ペグで固定すれば設営完了です。
ドームテントは、テントの中では最もオーソドックスなテントのため、初心者キャンパーからベテランキャンパーまで、幅広い層に使われているテントです。
そのため、さまざまなアウトドアメーカーからドーム型テントは販売されており、豊富なラインナップとなっています。
ドームテントのメリット

山間部では天候が変わりやすく、急に突風が吹くこともあります。
しかしドームテントは丸い形をしているため、風への抵抗が少なく、風を受け流してくれます。
そのため、風に強く、安心してキャンプを行えます。
また、ドームテントは2本のポールをクロスし設営するため、しっかりとした安定感があります。
1本のポールで立てるワンポールテントや、ワンタッチテントに比べると、少し複雑な設営方法になりますが、その分テントの安定感は高いです。
ドームテントのデメリット
ドーム型テントのデメリットとしては、設営がやや複雑という点が挙げられます。
ワンタッチテントは、名前の通りワンタッチで建てられますし、ワンポールテントもポールが1本のため、設営方法はとてもシンプルです。
しかしドームテントはポールが2本以上あり、それらのポールをしならせてクロスさせる必要があるので、やや複雑になっています。
慣れないうちは大変かもしれませんが、慣れれば時間もそれほどかからなくなります。
またドーム型テントは、天井がそこまで高くないものが多いです。
そのため、大人が着替えをする際、立って着替えをするのは難しいです。
ドームテントの購入前の注意点
ドームテントのテントのメリット・デメリットを理解した上で、購入前の注意点についてご紹介します。
大きさに余裕があるものを選ぶ
テントには、それぞれのメーカーによって、推奨使用人数が明記されています。
しかし、実際にはテントには荷物を置いたり、着替えをしたりします。
推奨人数ギリギリだと、狭く感じることも。
そのため、想定使用人数より1〜2人大きいものを使用するようにしましょう。
例えば、4人で使用する場合は、5〜6人用のテントを使用すると、室内でも快適に過ごせます。
耐水圧を確認して選ぶ
耐水圧とは、JIS規格に基づく耐水圧に対する数値です。
この数値が高ければ高いほど、激しい雨にさらされても、浸水する心配がありません。
耐水圧は最低でも1,000mm、激しい雨が降ることを考えると、1,500mmの耐水圧があるテントだと安心です。
耐水圧が高いものは、その分通気性が悪いです。そのため、耐水圧が高いものを購入する場合は、ベンチレーション(換気窓)がどれくらいあるのか、メッシュにできる窓はどれくらいあるか、などを確認しておきましょう。
有名ブランドのものを選ぶ
テントは過酷な環境で雨風にさらされます。
そのため、どんなに大切に使っていても、いずれは壊れてしまう消耗品です。
ネットで販売している安いノンブランドのものだと、破損した時に修理やパーツ交換で困ることが多いです。
しかし有名ブランドのものであれば、パーツはすぐに見つけられます。
また、ショップに破損した商品を持っていけば、修理をしてくれるなどのアフターサービスが充実しています。
もちろんアウトドアブランドのものは、ノンブランドに比べると高いですが、長く使うことを考えると、大手のアウトドアブランドのものを購入した方が安くなります。
お求めやすい格安のドームテント6選
今回ご紹介するドームテントは以下の6つです。
- DOD(ディーオーディー) ザ・テント5人用
- コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム 270 4〜5人用
- FIELDOOR フィールドキャンプドーム300
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント スクリーン ツールームドームテント
- スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム M
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エクスギア アルミ ファミリー ジオ ドーム【6人用】
それぞれ詳しく紹介していきます。
DOD(ディーオーディー) ザ・テント5人用
収納サイズ | 62×27×27cm |
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インナーサイズ | 300×270×200cm |
組み立てサイズ | 270×270×175cm |
総重量 | 約10.0kg |
耐水圧 | 2,000mm |
DODから販売されているザ・テントは、MサイズとLサイズがあります。
5人用はLサイズのものになります。
このテントは、ドームテントの中でとてもオーソドックスなタイプのテントです。
別売りのキャノピーポールを買えば、キャノピー(前室)を確保できるため、ちょっとしたリビングになり、荷物を保管できます。
またテントを設営する際は、テントが傷つかないように、地面からの浸水や湿気、底冷えを防ぐために、グランドシートを敷きます。
このテントはグランドシートが付属しているので、まだグランドシートを持っていない初心者の方におすすめのテントです。
コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム 270 4〜5人用
収納サイズ | 75×25×25cm |
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組み立てサイズ | 310×510×205cm |
総重量 | 約12.2kg |
耐水圧 | 1,500mm |
キャンプ場に行った際に、必ず見るブランドと言えば「コールマン」です。コールマンのテントを見ないキャンプ場は今まで見たことがありません。
そんな有名ブランドのコールマンは、ざまざまなテントを販売していますが、今回はその中でもおすすめのBCクロスドーム270をご紹介します。
BCとは「ベーシックキャンプ」のことで、BCシリーズは主に初心者に向けたシリーズです。
そのため、とてもオーソドックスな作りとなっています。
ファミリーキャンプにぴったりな大きさとなっており、耐水圧も最低限の1,500mmを確保しています。
またキャノピーポールが標準装備しているのも、初心者にとってはキャノピー用のポールを探すのは一苦労なので、嬉しい点です。
最初にこのテントを購入し、何年か使用するうちに、自分にぴったりのテントを見つけるのがおすすめです。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム300
収納サイズ | 75×25×25cm |
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インナーサイズ | 300×300×175cm |
組み立てサイズ | 300×500×180cm |
総重量 | 約7.5kg |
耐水圧 | 1,500mm |
FIELDOORのフィールドキャンプドーム300も、コールマンのBCクロスドーム270と同じく、オーソドックスな作りのテントとなっています。
このテントもキャノピーポールが付属されており、BCクロスドームについていないベンチレーションが、フライシートの両サイドにつき、より快適に室内で過ごせます。
また、FIELDOORのブランドのテントは、UVカットコーティングがされており、UPF50+となっています。
さらにシルバーコーティングにより遮熱性が向上しており、暑い日でも快適に室内で過ごせます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント スクリーン ツールームドームテント
収納サイズ | 70×20×20cm |
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組み立てサイズ | 280×620×190cm |
総重量 | 約16.0kg |
耐水圧 | 1,000mm |
ツールームテントとは、通常の寝室となるテントに、リビングとなる部分もつき、2部屋になっているテントです。
ドームテントの場合、食事をするためのスペース確保として、タープを設営しなければいけません。
しかしツールームテントの場合は、これ一つで全て網羅してくれます。
このツールームドームテントは、前室部分にもスカート(テント生地の裾の部分)がつき、冷気が入ってくることを防ぎます。また、夏場は前室を全てメッシュにでき、キャノピーポールも付属しているので、より大きいスペースをリビングとして使えることが特徴のテントです。
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム M
収納サイズ | 74×22×25cm |
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組み立てサイズ | 280×505×150cm |
総重量 | 約8.0kg |
耐水圧 | 1,800mm |
コールマンと共に、キャンプ場で必ず見るブランドと言えばスノーピークです。アメニティドームは、スノーピークから販売されている、初心者でも扱いやすいオーソドックスなドームテントです。サイズはS,M,Lと3サイズありますが、大人2人、子供2人のファミリーで使うなら、Mサイズがちょうどいいサイズです。
アメニティドームは、ポールの色とポールを通すスリーブの色が同じになっており、初心者でも、どこにポールを通せばいいのか簡単にわかります。
また、前室は変形五角形となっており、リビングとして使うには少し狭いですが、荷物を奥には十分なスペースが確保できます。
さらに、ポールには航空機にも使用されるジュラルミンを使用しており、抜群の耐久性を誇り、初心者からベテランまで、おすすめのテントです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エクスギア アルミ ファミリー ジオ ドーム
収納サイズ | 74×21×21cm |
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インナーテント | 280×280×185cm |
組み立てサイズ | 500×280×190cm |
総重量 | 約7.0kg |
耐水圧 | 2,000mm |
このテントの特徴は、ジオデシック構造を採用している点です。
ジオデシック構造とは、世界で一番強い構造体「球」に近い正多面体で作られた構造です。
このテントは、4本のポールを交差させることにより、ジオデシック構造を再現しています。
そのため、とても強度が高いテントです。縫い目には、雨が浸水しないようにシームレス加工、テントを固定するコーナーベルトには、強度に優れたL字裁縫を使用しており、とても耐久性の高いテントとなっています。
安くて安心のドームテントでテントデビュー
ドームテントは、とてもオーソドックスなテントです。「どのテントを選べばわからない」という方は、ぜひ今回の記事を参考にテントを購入し、その後に自分に合ったテントを見つけるのをおすすめします。
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