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ワークマンのチタンペグ・鍛造ペグ・スクリューペグをレビュー

ワークマン ペグ3種類 レビュー ペグ・ハンマー・ポールなど

皆さんはどんなペグを使っていますか?
テントやタープを購入したときに付属されたものを使い続けている方も多いのではないでしょうか。
付属されるペグは多くがアルミ製であり、繋ぎとめるパワーが弱いのと、耐久性が低く、曲がりやすいというデメリットがあります。

性能の高いペグを使用することで、テント等を地面に打ち込む作業も容易になり、テント等を固定する力も高まることで安全にキャンプを楽しむことができます
将来的にファミリーテントや大きなタープを手に入れた時も対応できるため、大人数が集まるキャンプを楽しめますね。

ペグへのこだわりを持っている方は多くないため、仲間の中でも重宝されるかもしれませんよ。

ワークマンで手に入るペグ3種類はどれも良コスパ

ワークマン ペグ 比較

ワークマン で手に入るペグは「チタンペグ」「鍛造ペグ」「スクリューペグ」の3種類。
それぞれに特徴がありますが、共通しているのはコスパが優れていること。
他メーカーと比べても低価格でありながら、安全にキャンプをするための機能を備えています。

ペグを選ぶポイントとして、価格・携帯のしやすさ・どういう場所でキャンプをするか・素材など、意外と検討すべき項目が多いものです。

どのペグが最適であるかは用途によって異なるため、皆さんがどういうキャンプをするかに合わせて考えることが重要です。

話題のチタンペグをレビュー

ワークマン チタンペグ

2023年に発売されたワークマンのチタンペグ。
価格は1本399円(10本入りは1本あたり390円)。

チタン合金製のペグは1本の相場が約700円なので破格の価格であることがわかります。
パッケージには長さは25.0cm、重さは45.0gの記載があり、実測値との誤差もありませんでした。
太さは約0.6cm、丸形の形状です。

先端部分はシャープなので、刺し始めからぐんぐん地面に入っていきます。
スリムな形状なので、しっかり固定するには深めに刺すのがポイントです。

ワークマン チタンペグ 形状

上部には六角形の穴が空いており、ペグを通してペグ抜きの役割を担っています。
左右に回しながら隙間を作っていき、引っ張れば容易に抜けます。

ワークマン チタンペグ  強度

チタン合金製なので、非常に軽量で後に紹介する1本約100gの鍛造ペグと比べても半分の重さです。
また、錆びにくいので、使用後のメンテナンスも手間がかかりません。

チタンペグ ワークマン

パワー・耐久性ともに高く、正しくペグダウンすればテントをしっかり固定でき、硬い地面に打ち込んでも大きな損傷は確認できませんでした。

ワークマン チタンペグ 使い勝手

使い勝手が非常に良いので、長さを加味してもベーシックな5〜6人用テントはまかなえそうです。
迷ったらこれを選びましょう、といえるほどのオールマイティーな性能を備えていると思いました。

ただし、あまりの人気ぶりに手に入りにくいのがネックです。
2023年3月頃に発売されたこの商品は当時から話題になっていたようで、入荷してもあっという間に完売してしまっていたようです。

ワークマン チタンペグ 入荷

必要分に合わせて購入できないのは残念ですが、10本でも総重量450g。
価格も相場より低く、高性能なので、オトクであることは間違いないでしょう。

ワークマン チタンペグ 長さ

長さ25㎝のペグはファミリーテントや1辺5mを超える大型タープを固定するには心もとないといわれますし、砂地のような柔らかい地面では私(体重60㎏男性)がロープを引っ張ると抜けてしまうことがありました。

ペグ クロスう打ち

なので、クロス打ちや三角打ちなど、ペグを2本組み合わせて補強するために、10本持っていても困ることはないのではないでしょうか。

ペグ 三角打ち

ワークマンの鍛造ペグをレビュー

ワークマン鍛造スチールペグ

「鍛造」とは、熱した金属を叩くことで圧力を加え、内部の結晶が整うことで強度を高める金属加工法です。

ワークマン 鍛造ペグ

ワークマンのペグは鋼を鍛造して作られています。
価格はなんと1本199円。
2本以上の購入でも大きな負担にならないことが魅力です。
長さ・重さはタグにも表示がありますが、実測すると長さ24.6cm重さ90gでした。。
角丸形状で、1辺約0.5cm、対角線0.6cmの太さで先端がシャープになっています。

ワークマン 鍛造ペグ 形状

形状が円ではなく、角丸なことで地面に刺さった状態でも回りにくく、ガッチリと刺すことができるペグです。

ワークマン 鍛造ペグ レビュー

地面の種類を問わず力強く入っていくので、ロープがかかる方向への力に対してしっかりと固定されることが確認できました。

ワークマン 鍛造ペグ 砂利

上部の穴にペグを通して、少しずつ回しながら引っ張ることで抜けやすくなっているので回収も簡単です。
何度か打ち込んでいると、塗装が剥げたり、先端に歪みが出来たりと、買った状態をキープすることはできません。

鍛造ペグ 塗装

ただし、ペグはそもそも消耗品。
しかも、1本199円なので必要に応じて買い足したり、買い替えたりするのも容易なのではないでしょうか。

素材が鋼なので、何十本も持って歩くのは重さが気になります。
そのため、ペグでの固定箇所が多いフライシートやタープとは相性が良くないかもしれません。
固定する力は十分に備えているためスタンダードな大きさのテント本体の固定に使ったり、補強を強めるペグとして準備したりすると重宝するでしょう。

固定力に特化したスクリューペグをレビュー

ワークマン スクリューペグ 価格

ワークマンではスクリューペグも1本299円で購入できてしまいます。

ワークマン スクリューペグ

特徴は螺旋状の本体とヘッド部分の形状です。
ヘッドはプラスドライバーまたは12㎜ソケットが対応しています。

ワークマン スクリューペグ ヘッド

長さ・重さの実測値は長さ25.0cm重さ124g、太さは約0.8㎜で円形状、先端がシャープになっています。
素材は先に挙げた鍛造ペグと同じ鋼ですが、見比べてみると、若干スクリューペグの表面にざらつきがあります。
商品概要にも加工法についての記載がないので、こちらは鍛造の加工はしていないのかもしれません。

ワークマン ペグ 比較

今回は12㎜ソケットも使って手動で打ち込んでみましたが、かなり大変です。
地面に押し込みながら回し入れるので、体力を消耗しますし、時間もかかります。
複数本打ち込むことを考えると電動ドライバーは必須かもしれません。

スクリューペグ 打ち込み

スクリューペグの強みは固定力で、ロープ方向はもちろん、ヘッドの方向のテンションにも対応できることが確認できました。

スクリューペグ 固定力

固定力が強いため、引き抜くときも上部に開いている穴にペグを通して引っ張るよりも、ドライバー等を使った方がよさそうです。

スクリューペグ 硬い地面

砂地やぬかるんだ地面でも固定できるのが強み。
逆に、石の多い地面は、無理やりねじ込まれていくため、螺旋状のギザギザ部分の劣化が早まってしまいます。

スクリューペグ 劣化

また、鋼製なので、使った後はよく拭き取らないと錆つきで劣化が早まってしまいます。
螺旋部分に土が溜まりやすいので、メンテナンスは丁寧に行う必要がありそうです。

スクリューペグ 錆び

利便性の面で言うと、ただでさえ荷物が多くなりがちなキャンプをする上で、ペグを打つためだけに電動ドライバーを荷物に加えるのは、負担が大きく、実用性の点では劣るように感じます。

しかし、様々なキャンパーの記事を見ていると、スクリューペグの固定力を活かして、ペットのリード留めとして使用している方いがいました。
愛するペットと一緒にキャンプをするための道具と思えば大きな魅力がありますね。

テントやタープに限らず、キャンプサイトにしっかりと固定したいものがある方はワークマンのスクリューペグをチェックしてみてください。

まとめ

ワークマンのペグを3種類紹介しました。

価格(税込)長さ(実測)重さ(実測)素材形状カラー
チタンペグ390円25.0cm45gチタン合金シルバー
鍛造ペグ199円24.6cm90g角丸ブラック
スクリューペグ299円25.0cm124g円(螺旋状)ブラック

用途に合った性能を備えたペグを使用することは重要です。
用途に合ったペグを用いて、テント等の土台部分を築けば、心地の良い空間を作り上げられますし、風で飛ばされたテント等で他人や他人の持ち物を傷つけてしまうことを防げるからです。
ワークマンで扱う3種類のペグの得意不得意をチェックして、店舗等で実物を手に取ってみてください。
きっとあなたのいつものキャンプライフに、新しいエッセンスを加えるペグと出会えますよ。

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