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デイツハリケーンランタンとフュアーハンドの違い!オイルランタン選び

デイツ フュアーハンドランタン 違い ランタン

キャンパーの方なら1度は目にしたことがあるであろうデイツのランタン。
その機能性と見た目のおしゃれなデザインから幅広い世代に愛されているオイルランタンです。
今回はキャンプ初心者の方にもわかりやすく、デイツランタンの魅力やフュアハンドランタンとの違いについてご紹介していきます。

デイツランタンとは

DIETZオイルランタン

デイツランタンは、デイツという1840年創業のアメリカの会社で誕生した歴史あるハリケーンランタンです。
ちなみにハリケーンランタンとは激しい風や嵐の中で使用しても炎が消えることなく使うことができるタフなオイルランプの名称であり、デイツはハリケーンランタンの元祖とも言われています。
現在は経済的な事情により創業したアメリカから離れ、中国を工場拠点として移りました。
拠点は移ってもその人気は世代や国を越えて、ここ日本でも根強い人気を誇っています。

フュアーハンドランタンとは

フェアハンドランタン

一方フュアーハンドランタンは1893年にドイツで生まれた灯油ランタンのブランドです。
1902年から生産されており一世紀以上にわたり2億台以上のランタンを作り続けており信頼の高さからドイツ軍をはじめ各軍隊でも採用されていました。
2013年より従来のスズメッキから亜鉛合金鋼板に素材を切り替え現在のモデルとなっています。

デイツ78とフュアーハンドベイビースペシャル276のスペックや違い

世界的に使用されているオイルランタンの人気を二分しているのがデイツランタンとドイツ製のフュアーハンドランタンです。
オイルランタンの購入を考えている方の中にも、このメーカーで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそれぞれを比較ししてみました。

サイズについて

デイツ フェアハンドサイズ
デイツ7815 × 26.5cm
フュアーハンド27615 × 26cm

サイズはわずかにデイツの方が大きい。
横幅に関しては公式ではどちらも同じ15cmとなっているがデイツのほうがわずかに大きい(0.5cmくらい)

重量について

デイツ フュアハンド 重さ

重さについて比較してみるとフュアーハンドランタンが503グラムなのに対し、デイツ78は486グラムとやや軽くなっています。
微々たる違いと感じるかもしれませんが、ソロキャンプやツーリングなど限られた荷物をいかに軽くまとめるかが重要なシーンでは少しの軽量化も貴重になってきます。

タンクの容量

デイツ フェアハンド タンク容量

タンク容量はどちらも340ml入ります。
パラフィンオイルを100ml持っていけば一泊のキャンプであれば十分なので340ml入れば問題ないです。

厳密にはどちらも350ml入りました。

燃料キャップ

燃料キャップ比較

細かな部分ですが燃料キャップの大きさがわずかに違います。

燃料キャップ比較

フェアハンドの方がわずかに大きくわずかに厚みがあります。
わずかな違いですがフェアハンドの方が回しやすいです。
デイツのほうはキャップがきつく締まっている状態の時には回すときに指先が痛くなることがあります。

燃料キャップの大きさの違いに伴い燃料口の大きさも違います。
大きい方が燃料は注ぎやすいです。

燃料と明るさについて

オイルランタン 燃料

デイツ・フュアーハンドランタンはどちらも燃料は灯油やパラフィンオイルなどのオイルを使用します。
ガソリンランタンやガスランタンと比較するとその明るさは圧倒的に劣りますが、直接炎が燃える様子を確認することができ、優しくて癒される明るさを感じることができます。

デイツ フェアハンド 明るさ

手元を照らす程度であれば十分な明るさと言えるでしょう。
ランニングコストも他燃料と比較するとかなり優れています。

デイツ 4分芯

また、オイルランタンの明るさを左右する芯についてはどちらも平芯の4分芯を使うことができます。
4分芯は12mmで芯を出す長さで明るさを調節できます。

明るくしようとしてあまり芯を出しすぎると燃費が悪くなったり芯が焦げてしまう原因になるので注意しましょう。

デザインの違い

DIETZオイルランタンフュアーハンド ランプ

デイツ78とフュアーハンド276を比較すると、塗料の光沢がデイツの方が強い印象です。
またキャップやワイヤーが金色のツートンカラーのデイツランタンは金色部分が炎の明るさに照らされることでより煌めきが増し、おしゃれな空間を演出してくれます。
ただ、フェアハンドにも沢山のカラー展開があります。

使っていて良い味が出てきたのはフェアハンドのジンク!インナーチムニーの色が変わってきて味わいがあります。

ホヤ(グローブ)の違い

デイツ フュアハンド ホヤ

それぞれホヤの形が違います。
厚みはフュアハンドの方が厚いため明るさにも多少影響があるかもしれません。

デイツは種類が豊富!フェアハンドはカラーの種類が豊富

デイツランタンはフュアーハンドランタンと比較すると圧倒的に種類が豊富です!
自分のキャンプスタイルに合わせて商品を選べるのは魅力として大きいですよね。
フュアーアンドランタンもいくつかシリーズは展開しておりますが、ほとんどビンテージ品として扱われており、現在市場で気軽に手に入れられるのは276のみとなっております。ただフュアーアンドランタンのカラーはかなりの数が出ています。

種類豊富なデイツハリケーンランタンシリーズ

デイツも種類がたくさんあってどれを選べばいいのかわからないという方のために、今回は人気の高いシリーズを厳選して、その特徴やお勧めのポイントについて厳選してご紹介いたします!

デイツ78


デイツのランタンといえばこのシリーズがまず思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
多くのアウトドアショップで取り扱われているシリーズです。
本体の高さが約26.5センチとなっており、スタンダードなサイズのランタンです。
カラーは単色のものもありますが、ホヤの保護枠部分のワイヤーや燃料キャップ部分が金色になっているツートンカラーの製品が主流となっています。
価格も比較的お手頃のため、初めてオイルランタンを使用される方にお勧めのランタンです。

デイツ80


こちらもシリーズの中で大変人気の高いランタンです。大きさは高さ約38センチとやや大きめです。
タンクの容量も大きめで930ccとなっております。ホヤは縦長の電球のような形でスタイリッシュな印象です。
明るさはデイツ78の7キャンドルパワーに対し、デイツ80は12キャンドルパワーと倍近くの数値になっています。
雰囲気づくりや手元を照らす際に使われやすい灯油ランタンですが、灯油ランタンでもある程度の明るさを求めたいという方にお勧めのランタンです。

デイツ20


高さは約30センチとなっており、デイツ78より大きくデイツ80よりは小さい、デイツシリーズの中では中間サイズのランタンです。
2リットルのペットボトルとほぼ同じ高さですね。形的にはデイツ80に近い印象です。
デイツ78よりも燃焼時間、明るさともにやや高くなっていますが大きな差はありません。
デイツ20とデイツ78で悩まれる方は、見た目の好みで選ばれても良いでしょう。

レトロランタン

ここまで紹介してきたデイツランタンとは大きくフォルムが異なるランタンです。
名前の通りレトロで渋い印象のおしゃれランタンですね。
芯はやや太めの5分芯を使用するため安定した明るさです。燃焼時間も約20時間となっているため、日中の明るい時間から使用したとしても、オイルを継ぎ足すことなく夜まで灯し続けることができるでしょう。価格も比較的安価のため、安くおしゃれランタンを試したい方、個性を演出したい方にお勧めです。

まとめ

デイツのランタンは実用性だけでなく、そのおしゃれな見た目からもたくさんのユーザーに愛されている商品です。
使わないときはインテリアとしても映えるでしょう。
キャンプはまだ初心者だけど、まずはおしゃれなギアから集めてみたい方、または、色んなサイズ、形のオイルランタンを試してみたい方はぜひ、デイツもしくはフェアハンドランタンを試してみてはいかがでしょうか。

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