クーラーボックススタンドの購入を検討中の方のために、クーラーボックススタンドのメリットやデメリット、選び方のポイント、おすすめ商品まで徹底解説します。
キャンプをもっと快適にしたい方や、「クーラーボックススタンドは必要ないのでは」と迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
木製や黒のクーラースタンドなら、キャンプサイトがおしゃれでかっこよくなりますよ。
クーラーボックススタンドがおすすめ！メリットやデメリットを解説
クーラーボックスをアウトドアで使う際、どのような場所に置いていますか？
テーブルの上や地べたに直接置くことが多いかもしれません。
しかし、テーブルの上に置くと小柄な方だと中身が見えづらく、地べたに置くと泥跳ねなどの汚れが気になってしまいます。
そこで便利なのがクーラーボックススタンドです。主なメリットは4つあります。
- 中身が見えやすく、取り出しやすい高さに置ける
- クーラーボックスが汚れるのを防げる
- 暑い夏場には地熱からの影響を受けないので、保冷性能をフルに活かせる
- 氷を入れて保冷した際、撤収時の水抜きが楽
このように、なくてもクーラーボックスは使えますが、あれば便利なことが多いのです！
しかし、デメリットもいくつかあります。それは、荷物が増えるという点と、地面の状態によっては安定しないことです。
車移動などで荷物を入れるスペースに余裕がある場合や、キャンプ場など地面が比較的平坦な場所で使いましょう。
クーラーボックススタンドの選び方は？チェックするポイントを紹介
メリットが多いクーラーボックススタンドですが、具体的にはどのポイントに着目して商品を選べばよいのでしょうか？
そこで、選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
素材で選ぶ
まず、最も重要なポイントは素材です。
販売されているクーラーボックススタンドは主にアルミニウム製と木製に分かれます。
アルミニウム製は軽量で保管も簡単ですが、木製はそのデザイン性の高さから、おしゃれなキャンパーに人気があります。
また、ぬかるんだ場所で使用する場合はアルミ製が適していますが、木製だと泥跳ねがシミになることもあります。
木製を選ぶ際は、クリア塗装などの保護加工が施されているものを選ぶと安心です。
耐荷重で選ぶ
商品によって耐荷重は異なります。
クーラーボックスは保冷剤や氷、飲み物を入れると、予想以上に重くなることがあります。
特に大きめのクーラーボックスをお持ちの場合は、注意が必要です。
スタンドを選ぶ際は、クーラーボックスにたくさん物を入れた状態での重量を事前に確認しましょう。
ただし、耐荷重が大きいスタンドが必ずしも最良というわけではなく、耐荷重が大きいスタンドは本体重量が重くなる傾向にあります。そのため、小さめのクーラーボックスのみを使用する場合は、過剰に大きな耐荷重の商品を選ぶ必要はありません。
高さで選ぶ
スタンドには高さを何段階かに調節できるものもあります。
お持ちのクーラーボックスを載せた際に使いやすい高さになるよう、スタンドを選びましょう。
せっかくスタンドに載せても、高すぎたり低すぎたりすると使いづらくなります。
また、高めのスタンドは上に板を載せることでサイドテーブルとしても活用できるので、そうした使い方も考慮して選ぶのがおすすめです。
クーラーボックススタンドは自作できる？代用アイデアは？
お好みのクーラーボックススタンドをDIYする方もたくさんいます。
図面や作り方も数多く公開されているので、お好みのスタンドが見つからない場合はチャレンジしてみてもいいですね！
DIYで加工しやすいのはやはり木材です。
参照元:Shim.Craft
長持ちさせるためには、そのままの状態よりもオイルステインやクリアペイントを施すと、湿気や汚れに強くなります。
気をつけるべきポイントは安定性と耐荷重です。
特に角材を使って華奢なデザインにする場合は、キャンプに持って行く前にお庭や土の上に置いて、クーラーボックスを載せてみて、しっかりと安定するか確認しておきましょう！
フィールドラックで代用
フィールドラックを代用するのもおすすめです。
フィールドラックは薄型なので、持ち運びも楽で組み立ても簡単です。
耐荷重は30kgあるため、20L程度のクーラーボックスであれば十分に代用できます。
最近では安くて品質の良いフィールドラックも多いので、ぜひチェックしてみてください！
フィールドラックに関しては、こちらにまとめています。
黒でカッコいいオンウェイのクーラーボックススタンドをレビュー
高さ変更ができる点は大きなメリット！
高さと幅を3段階で調整できるスタンドで、ウォータージャグから大きなクーラーボックスまで載せることができます。
イエティローディ20（高さ38cm）を乗せた場合の高さは、81cm・77cm・63cmになります。
2段階目が最も使いやすい高さです。
最も低く設定した場合、スタンドの上にクーラーボックスの底が乗らず、角で支える形になります。
この場合、滑る可能性があるため、クーラーボックスのサイズや高さの選択には注意が必要です。
スポンジのグリップ力が高い
真上にクーラーボックスを設置した場合に限りますが、スポンジ部分は滑らず、キープ力が高いです。
横ズレなどはありません。
クーラーの水抜きが便利
高さがあるため、クーラーボックスの水抜きがとても楽になりました。
地べたに置く場合は泥が散るのが気になっていましたが、十分な高さがあるため衛生面も向上しました。
ブラックがカッコいい
作りもデザインもスッキリとシンプルなので、組み立てもスムーズに行えます。
スノーピークのシェルコンなどを置いてもカッコよく決まります。
耐荷重が他と比べると50kgと低いのは残念な点
他の製品では耐荷重100kgのものが多い中、オンウェイのクーラーボックススタンドは耐荷重50kgと低いため、大容量の使用やクーラーボックスに体重をかけてしまうとうっかり転倒や破損の原因となることがあります。使用時には十分に注意しましょう。
Onway（オンウェイ）・クーラーボックススタンド
| 使用サイズ | W50.5×D47×H31cm W50.5×D38.5×H40cm W50.5×D30.5×H45.5cm |
|---|---|
| 可変 | 3段階 |
| 収納サイズ | 56×11×9cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 2.26kg |
| 耐荷重 | 50kg |
クーラーボックススタンド選びで迷った方には、比較的手頃な価格のオンウェイのクーラースタンドがおすすめです。
スタンドの購入の前にクーラーボックスのサイズを確認しよう！
クーラースタンドを選ぶ際は、お手持ちのクーラーボックスのサイズと容量を確認し、適切なものを購入しましょう。
クーラーボックスのサイズ
クーラーボックスによっては、イエティのようにスペック表記の横幅と底部分の横幅に差がある場合があります。そういった点も踏まえた上で、サイズが合うかどうか確認してみましょう。
例えば、イエティローディ20の場合、スペックでは49.5cmとなっていますが、底部分は約40cmと大きく異なるため、スペックだけで判断するのは注意が必要です。
クーラーボックスの重量・容量は大丈夫？
クーラーボックススタンドの中には、耐荷重が50kgのものもありますので、大容量のクーラーボックスを使用する際は注意が必要です。
おすすめのクーラーボックススタンド
素材や耐荷重に違いがあるクーラーボックススタンドですが、ここではAmazonで手軽に購入できるおすすめ商品を7つご紹介します。
お手持ちのクーラーボックスの重量やサイズを確認し、最適なスタンドを選びましょう！
CAPTAIN STAG（キャプテンスタッグ）・アルミクーラースタンド
| 使用サイズ | W50×D50×H32.5cm W50×D39×H44cm |
|---|---|
| 可変 | 2段階 |
| 収納サイズ | 67×12×9cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 3kg |
| 耐荷重 | 120kg |
こちらはコスパの高さに定評があるキャプテンスタッグのアルミ製スタンドです。
クーラーボックスの大きさに合わせてスタンドの幅（高さ）を2段階で調整できるのが特徴です。
収納時に便利なキャリーバッグも付いており、キャンプやピクニックの際に持ち運ぶのにも便利です。
お手頃価格でシンプルな作りなので、クーラーボックススタンドの便利さを試してみたい方におすすめです。
Hilander（ハイランダー）・アルミクーラースタンド
| 使用サイズ | W50×D45×H32cm W50×D38×H39cm W50×D30×H45cm |
|---|---|
| 可変 | 3段階 |
| 収納サイズ | 56×12×9cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 1.78kg |
| 耐荷重 | 50kg |
こちらは木目プリントされたアルミ製スタンドで、木目のデザイン性とアルミの軽さを兼ね備えており、おしゃれキャンパーにも人気です。幅（高さ）は3段階で調整可能なので、小型のクーラーボックスから大型のものまで対応できます。ただし、耐荷重は50kgなので注意が必要です。しかし、耐荷重が少ない分、重量は2kg以下と軽量なので、車からの荷物の移動などには非常に便利です。
Hilander（ハイランダー）・ウッドクーラースタンド
| 使用サイズ | W49.5×D37×H38cm |
|---|---|
| 可変 | なし |
| 収納サイズ | 49.5×11×8.5cm |
| 材質 | 天然木 |
| 重量 | 2.5kg |
| 耐荷重 | 100kg |
ナチュラルテイストなデザインが人気の商品です。
フレームの天然木と、おしゃれな印象のブラックパーツがキャンプサイトの雰囲気をかっこよくまとめてくれます。
また、ハイランダーの刻印もクールです。高さや幅の調節はできないので、必ず載せるクーラーボックスの大きさを確認してから購入してください。
UNPLUGGED CP（アンプラグドキャンプ）・クーラーボックススタンド
| 使用サイズ | W50×D37.3×H35cm |
|---|---|
| 可変 | なし |
| 収納サイズ | 56×11×9cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 1.45g |
| 耐荷重 | 120kg |
武骨で男前なデザインが人気のアルミ製スタンドです。高さ調節はできませんが、耐荷重が120kgと十分なので、大きなクーラーボックスはもちろん、板を置いて低めのサイドテーブル代わりにも使えます。また、重厚感のある見た目なのに意外と軽いのも魅力的です。黒で統一されたカラーと太いフレームがかっこよく、キャンプギアをクール＆ワイルドにまとめたい方におすすめです！
FIELDOOR（フィールドア）・木製クーラースタンド
| 使用サイズ | W50.5cm×D38cm×H41.5cm |
|---|---|
| 可変 | なし |
| 収納サイズ | 58×12×11cm |
| 材質 | 木製 |
| 重量 | 2.5kg |
| 耐荷重 | 150kg |
こちらはなんと耐荷重が150kgとタフなスタンドです。高さや幅は調節できませんが、その分しっかりとした作りになっており、クーラーボックスを置いた時の安定感が抜群です。スチール製のパーツはマットなブラックで、チープな印象を与えず、おしゃれキャンパーも納得のデザインです！木製でネックになりがちな汚れ対策として、脚にキャップが付いているので、どこでも安心して使えます。
ANOBA（アノバ）・ウッドクーラースタンド
| 使用サイズ | 13×11.5×58cm |
|---|---|
| 可変 | あり |
| 収納サイズ | 13×11.5×58cm |
| 材質 | 天然木（ブナ） |
| 重量 | 3kg |
| 耐荷重 | 100kg |
こちらは2019年に大阪で創業したアノバの天然木製クーラーボックススタンドです。赤みがかった茶色のクリア塗装が施されており、ヴィンテージ感があるのが特徴です。高さや幅の調節はできませんが、耐荷重は十分にあり、大きなクーラーボックスも問題なく置けます。ただし、使用時のサイズは高めなので、クーラーボックスを上に置いた時の高さを想定してから購入しましょう。
NOSE クーラースタンド
| 使用サイズ | 最大開時W50.5×D44.5×H31.5cm 最大閉時W50.5×D29cm×H44.5cm |
|---|---|
| 可変 | 4段階 |
| 収納サイズ | 54.3×7×10cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 1.7kg |
| 耐荷重 | 100kg |
4段階調節可能で一番低い部分では100KGの耐荷重があります。
アマゾンではまだ評価が少ないですが安さ・カッコ良さ・安定感では良い口コミが見られます。
2個セットの場合は更にお得に購入可能です。
Coleman(コールマン) クーラースタンド 170-5862
| 使用サイズ | 最大開時W50.0×D44.5×H33cm 最大閉時W50.5×D31.5×H45cm |
|---|---|
| 可変 | 3段階 |
| 収納サイズ | 14×13×57cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 2.0kg |
| 耐荷重 | 100kg |
幅約30〜60cmの間で3段階の調整が可能で、耐荷重は100kgまで対応しており、大型のクーラーボックスにも安心して使用できます。
本体重量は2.0kgで、アルミ製の中では標準的な重さです。
LOGOS(ロゴス) フラットクーラースタンド
| 使用サイズ | W49.5×D34×H42cm |
|---|---|
| 可変 | なし |
| 収納サイズ | 64×34.5×2.5cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 1.0kg |
| 耐荷重 | 50kg |
他のクーラースタンドとは少し形状が異なり、軽量性に優れた商品です。
スリムなアルミフレームで、収納時は薄く収まるため、積み込み時にかさばりにくい特徴があります。
SOLO UP クーラーボックス スタンド A-3008
| 使用サイズ | W65xD40xHさ32cm W65xD33xH40cm W65xD28xH43cm |
|---|---|
| 可変 | 3段階 |
| 収納サイズ | 54.3×7×10cm |
| 材質 | アルミニウム |
| 重量 | 2.1kg |
| 耐荷重 | 80kg |
サイズが大きなクーラースタンドで、幅は65cmあります。
3段階調節が可能なので、幅広いクーラーボックスに対応できます。
4本の脚のうち一本には高さ調整機能があり、凸凹の地面でもフラットに調整して使えるのは良いポイントです！
クーラーボックススタンドは必要ない！代わりを100均やニトリでも買える？
ニトリや100均のマルチスタンドはキャンプで活用されていますが、クーラーボックススタンドとして使える商品は限られます。例えば、ニトリの「折りたたみ式キッチンラックNT 積み重ね棚」は収納に便利ですが、耐荷重が5kgなので、しっかりしたクーラーボックスには不向きです。
また、100均のラックも安価ですが、耐久性に問題があり、重いクーラーボックスを載せるには向いていません。重さや保冷力を重視する場合は、耐荷重がしっかりした専用のスタンドを選ぶことをおすすめします。
暑い夏には持っていきたい！クーラーボックススタンド
クーラーボックススタンドがあれば、キャンプやピクニック、BBQの際にとても便利です。クーラーボックススタンドは、クーラーボックスを汚れから守るだけでなく、保冷効果を最大限に活かすことができ、さらに使いやすさもアップします。
多くのクーラーボックススタンドは、折りたたむことでコンパクトに収納できるため、持ち運びが簡単です。キャンプはもちろん、ちょっとしたピクニックやBBQにも持って行きやすいのが魅力です。
また、アルミニウム製や木製のスタンドがあり、それぞれデザインの雰囲気が異なるため、他のキャンプギアと合わせてコーディネートするのも楽しいですね。
あなたも、クーラーボックススタンドを使って、さらに快適なキャンプライフを楽しんでみてはいかがでしょうか？
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