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DODいつかのタープを徹底レビュー!張り方・アレンジ・小川張りを詳しく解説!

いつかのタープ 張り方レビュー テント・タープ

キャンプやピクニックでは、夏の強い日差しや急な雨を遮るのに便利なのがタープです。
ただ、キャンプ初心者にとっては、組み立てが難しいという難点もあります。
そんなときにおすすめなのが、DODの「いつかのタープ」です。

いつかのタープ

いつかのタープについて、基本スペックや特徴、一人でも張れる張り方やアレンジ張り、買う前に知っておきたい注意点など、盛りだくさんの情報をお伝えします。
購入前の方はもちろん、購入後の方にも役立つ情報となりますので、ぜひチェックしてみてください!

DODいつかのタープ基本スペックを紹介!

いつかのタープ スペック

いつかのタープは、DODが初心者向けに展開したベーシックなオープンスタイルのヘキサタープです。ヘキサタープとは、六角形の形状が特徴のタープスタイルのこと。
いつかのタープは1サイズ展開で、カラーはベージュ(タン)、カーキ、黒(ブラック)の3種類があります。
どれもシンプルでカッコよく、おしゃれキャンパーからも人気の高い商品です。
発売当初は売り切れが続いていましたが、現在はAmazonや楽天で購入することができます。

スペック

本体サイズ(設営時)420×410m×230cm(付属ポール使用時)
本体サイズ(収納時)直径14×67cm
本体重量5.4kg
材質(テント部)ポリエステル150D(PUコーティング)
耐水圧2000mm
遮光率90%
付属品ペグ8本、ロープ8本、ポール2本、延長ベルト、キャリーバッグ

いつかのタープ特徴

いつかのタープは、「いつかやろう」を今すぐ実現できる、シンプルで初心者でも使いこなせるタープです。
では、どのような特徴があるのでしょうか?ここからは、主な特徴と購入前に知っておきたい注意点をご紹介します。

必要なパーツが全てセットになっている!

いつかのタープ セット内容

多くのタープは、ポールやペグなどが別売りになっていることが多く、キャンプ初心者にとっては、ポールの長さや太さ、どのペグを選べばよいか悩みがちです。
その点、いつかのタープは設営に必要なものがすべてセットになっています。
つまり、いつかのタープさえ買えば、すぐに使い始めることができるのです。

開放感のある高さ

参照元:DODいつかのタープ

タープ下に開放感のある空間をつくるため、セットのポールは従来よりも長めの2.3mに設計されています。
立ったままでも、かがまずにタープ内を動き回ることができます。

厚みのあるポリエステル生地で遮光性も抜群!

いつかのタープ 遮光性

DODの従来タープに使われているD75(デニール)よりも、分厚いD150(デニール)の糸が使用されています。
そのため紫外線をしっかりブロックでき、UVカットはUPF50+、遮光率は90%以上を誇ります。
強い日差しの中でも、タープ下では快適に過ごせます。
また、ポリエステル素材は軽量で耐水性が高く、突然の雨にも対応可能。さらに速乾性もあるため、濡れてもすぐに乾きます。
つまり、カビや湿気にも強い素材です。

ファミリーキャンプにもソロキャンプにも使えるサイズ

いつかのタープ サイズ

生地のサイズは420×410cmと広く、ファミリーキャンプでテーブルやチェアを置いてくつろぐのに十分な広さがあります。
また、一人用のコンパクトテントであればタープ下に設営できるため、ソロキャンプ用としても使い勝手抜群です。
タープ下にテントを設営すれば、直射日光や冷気を遮って、テント内の暑さや寒さを軽減できるというメリットもあります。

小川張り・ハンキングチェーンの2WEYできるベルト入り

いつかのタープ 小川張り

いつかのタープには、取り外し可能な延長コードが付属しています。
これを使えば、テントとタープを連結できるため、テントに広い前室をつくることができます。

いつかのタープ 延長ベルト

延長ベルトには、簡単に取り付けられるアタッチメントがついているので、初心者でも安心して使用できます!

小川張りとは

小川張り

小川張りは、適切な場所にポールを立てられない場合に有効で、ポールの位置をずらすことができます。
また、延長ベルトをテントと繋げることで、ポール1本だけでテントと隙間なくタープを設置できます。
タープとテントの隙間をなくすことで、狭い区画でも設置範囲を最小限に抑え、雨が降ってもテントから濡れることなく出入りできます。
この方法はキャンパーの間で「小川張り」と呼ばれ、非常に実用的な張り方です。
さらに、タープ延長ベルトの長さ(最長)はタープの全長とぴったり一致しているため、設営位置を決める際のガイドとしても役立ちます。

いつかのタープ ハンギングチェーン

また、小川張りで使わない時にはタープ内にハンギングチェーンとして使えるのはかなり便利です!

初心者でも使いやすい優しい工夫

いつかのタープ 自在金具 色の違い

いつかのタープは、キャンプ初心者でも簡単に組み立てられる設計になっています。
例えば、ロープの自在金具の色が異なり、ひと目でメインロープとサイドロープを見分けることができます。
これなら、タープの設営に慣れていない方でも、設置方向を間違える心配がありません。

いつかのタープ 説明書

さらに、収納袋には組み立て方やコツが縫い付けてあるので、確認しながら設営できます。
ハンキングベルトの取り付けやすさも、初心者にとって嬉しいポイントです。

いつかのタープを徹底レビュー

何度も使ったいつかのタープを細かくレビューしていきます。

タープ生地

いつかのタープ タープ生地

しっかりとした厚みのある生地で、縫い目のほつれもありません。

いつかのタープ シーム処理

縫い目の裏など、雨が滲みやすい箇所にはシーム処理が施されているため、雨漏りは一切ありません。

いつかのタープ シーム処理

とてもきれいに処理されており、1年間使用しても剥がれることはありません。

いつかのタープ ハトメ

ハトメは6か所に取り付けられており、ズレたり外れたりすることなくしっかりと固定されています。

ポール

いつかのタープ ポール

ポールは4本継ぎのポールが2本入っています。

いつかのタープ ポール ショックコード

太さ22mm、素材はスチール製で、しっかりとした強度があります。
内部にショックコード(ゴム紐)が仕込まれているため、組み立てや折りたたみが簡単です。
つないだ長さは230cmと長めで、タープを高く張ることでタープ下に広い空間が生まれます。
収納時は1/4に折りたため、収納袋にすっぽり収まります。

ポールのデメリット
ポールにはいくつかのデメリットもあります。
一つはスチール製なので重さがあること、もう一つはショックコードでつながっているため長さの変更ができない点です。
予算が許せば、ポールを追加で購入するとさらに使いやすくなります。

ペグ

いつかのタープ ペグ

スチール製のペグが8本入っています。

いつかのタープ ペグ形状

先端はネジのような形状で抜けにくくなっています。

ヘッド側は大きめのプラスティックが付いていて抜きやすいので便利です!

いつかのタープ ペグ 蓄光性

蓄光性があり夜は視認性に優れています。

いつかのタープ ペグ

貫通力はスノーピークの鍛造ペグと比べると劣りますが、硬くて大きな石が少ない芝生のサイトであれば、問題なく使用できます。

もし硬い地面で使用する機会が増えるなら、スノーピークのソリッドステークなど、鍛造ペグを準備することをお勧めします。
また、ペグの長さ選びに関する記事もありますので、こちらも参考にしていただければと思います。

ロープ

いつかのタープ ロープ

ロープは、ポールを立てるためのメインロープ4本と、タープのウィング部分に張るサブロープ4本が含まれています。
長さが異なるため、初心者の方は間違えてしまうことがあるかもしれませんが、サブロープは購入時からタープに結んであるため、間違える心配はありません。

いつかのタープ 自在金具 色の違い

タープから外して収納したとしても、わかるように自在金具の色で見分けられるようになっています。

延長ベルト・ハンキングチェーン

いつかのタープ 延長ベルト

長い延長ベルトは小川張りをする時に使います。

いつかのタープ 小川張り

小川張りをするとテントの前に大きなリビングをタープで作ることができます。

いつかのタープ 延長ベルト長さ

約420cmとタープと同じくらいの長さがあります。
ベルトにはハトメが5つついています。

いつかのタープ ハトメ 間隔

最初のハトメは、タープを繋ぐバックルから約47cmの位置にあり、残りの4つはそれぞれ79cm、85cm、95cm、92cmの間隔で不規則に取り付けられています。

小川張りを行う際には、このハトメにポールの先端を挿して使用します。
また、テントのサイズに合わせてハトメで長さを調節することができます。

もっと細かく調整したい場合はコチラのタープ延長ベルトもチェックしてみてください!

いつかのタープ ハンギングチェーン

また、小川張りを使用しない時は、ハンキングチェーンとしても利用できます。
タープ内にライトを吊るすことができ、とても便利なベルトです。

一人でも張れる!いつかのタープの張り方

いつかのタープに限らず、タープの張り方を覚えておけば、一人でも設営が可能です。
ここでは、いつかのタープの基本的な張り方(ハンキングチェーンをつけたパターン)と、小川張りの方法をご紹介します。

①タープを広げる

いつかのタープ 張り方①

タープを広げて、ポールをセットします。
その後、タープを張りたい場所に広げましょう。

いつかのタープ 目印のペグ

タープの端に、ポールを立てる場所の目印となるペグを打っておくと、広げた場所からズレることなく設営できます。

②メインのロープのペグダウン

メインロープのペグダウンを4か所行います。

いつかのタープ ハンキングベルト 取付

ロープをペグダウンする前に、タープのバックルが付いていない方のポールにハンキングチェーンベルトを取り付けます。

いつかのタープ 延長ベルト

タープの片側には、タープ延長ベルト用のバックルが付いています。
ハンキングチェーンとして使用する場合、バックルが付いていない側に延長ベルトをポールに取り付けます。

いつかのタープ ロープ張り方

メイン用のロープ(黒い自在金具が付いたロープ)の先端を、もやい結びなどで輪っかにし、ポールの先端に引っ掛けます。

いつかのタープ ロープ長さ

ロープの長さを自在金具で調節し、ポールに合わせます。

いつかのタープ ペグダウン

45度に開いたロープの先端にペグを打ちます。

いつかのタープ ペグダウン

反対側も同じようにペグダウンします。

いつかのタープ チェーン繋ぐ

次にタープを半分めくり、反対側にあるバックルにハンギングチェーンを繋げます。

③ポールを立てる

いつかのタープ 自在金具緩める

4本のロープの自在金具を緩めます。

いつかのタープ ペグのあたりまで緩める

自在金具をペグ付近まで緩めると良いです。

いつかのタープ ポールを立てる

ポールを立てます。
ハンキングチェーンのバックルが付いていない方のハトメから立てます。
タープの重みで、ロープが手を離しても自立します。

反対側は、写真のようにポールからタープが外れてしまう場合がありますが、そのままで問題ありません。

いつかのタープ ポールを立てる

次に反対側のポールを立ち上げます。

いつかのタープ 自在金具で調節

ポールが真っすぐに立つように自在金具でロープの張りを調節します。

④サブロープを張る

いつかのタープ サブロープ

残りの4本のサブロープをペグダウンします。
タープの中央から引っ張るようにすると、キレイに張れます。

いつかのタープ 完成

4か所をペグダウンし、ハンキングチェーンの緩み具合などを調整すれば、基本的な張り方での「いつかのタープ」の設営が完了します。

いつかのタープで小川張りの張り方

小川張りは基本の張り方の応用で簡単に張ることができます。

いつかのタープ 小川張り張り方①

ポールを立てたいハトメの位置にポールの先端をセットします。

いつかのタープ 小川張り張り方③

基本的な張り方と同様に、ポールを立てる位置の目印としてペグを仮打ちし、ガイロープを張ってからペグダウンします。

いつかのタープ 小川張り張り方④

このようにメインロープを4か所張ったら、ポールを立てます。

いつかのタープ 小川張り張り方⑤

まず、ベルトが付いていない方を立てて、自立させます。

いつかのタープ 小川張り張り方⑥

ベルト側も自立させ、自在金具でロープを調整します。

いつかのタープ 小川張り張り方 完成

残りのサブロープ4か所をペグダウンすれば、設営が完了です。

シチュエーションに合わせて!いつかのタープをアレンジ

いつかのタープは、前述の通り、小川張りなど様々なアレンジが可能です。
いくつかのアレンジを試してみました。
まずは、ポールの長さを変更する簡単な張り方をご紹介します。

いつかのタープアレンジ

片方のポールの高さを140cmに設定することで、風を少し避けることができます。

跳ね上げアレンジ

いつかのタープ アレンジ 跳ね上げ

ポールを2本追加することで、前方は開放的に、後方はプライバシーを確保するアレンジが可能です。

いつかのタープ 跳ね上げアレンジ

ポールの長さは、メインポールと同じ230cmです。

開放的なアレンジ

いつかのタープ アレンジ オープン

更にポールを追加すれば、空間を広く使えるようになり、タープ内に入れる人数を増やすことができます。
追加したポールの長さは190cmです。

ロースタイルアレンジ

いつかのタープ ロースタイル

横からの日差しが強い場合や、日差しを防ぎたいときには、短いポールを使用してタープの高さを低く設定することで効果的に遮ることができます。
使うポールは190cmに設定しています。

アレンジに最適なポール

いつかのタープをアレンジする場合、追加のポールが必要になります。
長さを自由に調節できる伸縮ポールは便利なので、こちらをお勧めします。

いつかのタープ アレンジ 伸縮ポール

テントとの連結にもピッタリないつかのタープ

小川張り用のベルトがついていますのでテントとの連結には最適なタープです。

いつかのタープ テントの前室

ソロやディオでの使用ならタープの下にテントを入れても前室ができます。
タープの下に同じDODのワンタットテントを入れても写真のようにギアを置くことができますよ。

いつかのタープのたたみ方のポイント

いつかのタープ たたみ方

いつかのタープをたたむ際のポイントは、ポールやキャリングケースと同じ長さにまとめることです。これにより、タープがすっぽりと収まり、余裕を持ってたたむことができます。

たたみ方 図解

タープの縫い目のラインを目安にポールの長さくらいの幅でたたみます。

いつかのタープ たたみ方

3つに畳むと近い幅になります。

いつかのタープ たたみ方

あとはポールを芯にして巻いていきます。

いつかのタープ たたみ方

ケースにすっぽりと収めることができますよ。

注意点!いつかのタープはタープ下での焚き火はNG

いつかのタープ 焚き火

いつかのタープはポリエステル製で、難燃素材ではなく耐火性も高くありません。
タープ下でくつろいでいると、焚き火をしたりストーブを使いたくなるかもしれませんが、タープの下やその近くでの火気使用は避けましょう。
万が一、火の粉が当たると穴が空いてしまうので、十分注意が必要です。

雨に強い!いつかのタープは耐水圧2000mm

いつかのタープは、最低耐水圧2000mmという高い防水性を備えています。
耐水圧とは、タープが耐えられる水圧の数値で、2000mmの場合、大雨にも耐えられる性能を示します。
ただし、これはあくまで大量の水に対する耐性であり、台風などの強風を伴う天候では使用を避けましょう。
強風を感じた際は、速やかにタープを撤去することをおすすめします。

黒色のタープは他のカラーより暑い?

口コミやレビューでは、「黒色のタープは暑い」と感じている方もいらっしゃいますが、実際にはその心配は不要です!
黒色は確かに太陽の光を吸収しやすいため、表面温度は高くなりますが、タープの場合、人がくつろぐスペースとタープの間には大きな空気層があるため、時間が経てば体感温度に違いはほとんどありません。
そのため、暑さを心配せずに、好きなカラーを選んで快適に楽しんでください!

手軽に使えるいつかのタープは色々なシーンで活躍!

ここまで、いつかのタープの特徴を紹介してきましたが、初心者の方でもシーンや用途に合わせてさまざまな張り方が可能です。
いろいろなアレンジを試して、自分のキャンプスタイルにぴったりな張り方を見つけてください!
ぜひ、便利で多機能な「いつかのタープ」を手に入れて、快適なキャンプライフを楽しんでください。

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