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スタンレーグロウラーは氷もOK?1.9Lモデルで保冷力を検証レビュー!デメリットもある!

スタンレー グロウラー レビュー キャンプ便利道具

スタンレーのグロウラーといえば、ビール用のイメージが強いですが、実は氷の持ち運びにも最適なのをご存知でしょうか?
保冷力が非常に高いため、キャンプで氷専用ボトルとして使う人も増えています
今回は人気モデル「クラシック真空グロウラー 1.9L」に氷を満タンに詰めて、スペックや保冷力、使い勝手を徹底レビューしました!
「氷専用ボトルを探している」「スタンレーグロウラーって氷にも使えるの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

グロウラーって何?

グロウラーとは

グロウラー(Growler)は、もともとビールや炭酸飲料を持ち運ぶために作られた専用ボトルです。
気密性が高く、炭酸が抜けにくい作りになっているため、クラフトビールを新鮮なまま持ち帰るために使われてきました。

最近では、グロウラーの高い保冷力や密閉性、そして無骨でおしゃれなデザインに惹かれて、アウトドア好きやおしゃれキャンパーたちの間でも人気が広がっています。
特にスタンレーのグロウラーは、頑丈で保冷力も抜群なため、ビールだけでなく氷専用ボトルとして使う人も増えています

スタンレーグロウラーの種類と違い

スタンレー グロウラー デザイン

スタンレーのグロウラーには、大きく分けてクラシックシリーズGOシリーズの2種類があります。
さらにクラシックシリーズには、1.9Lモデルだけでなく、コンパクトな1Lモデルもラインナップされています。

クラシック真空グロウラー

スタンレーらしい無骨なデザインが特徴。肉厚なステンレスボディと頑丈な持ち手を備え、耐久性・保冷力ともに抜群です。

  • 1.9Lモデルはファミリーやグループキャンプ向き
  • 1Lモデルはソロキャンプや日常使いにもぴったり

どちらも炭酸飲料にも対応できる密閉性の高さを備えています。

GO Vacuum Growler 64オンス(約1.9L)

クラシックモデルに比べてスリムなデザインで、より軽量かつスタイリッシュ。
都市型アウトドアやデイリーユースに向いており、持ち運びのしやすさを重視する人に人気です。

コストコでも売っている?

スタンレー グロウラー 違い

以前はコストコでもクラシックグロウラー(旧モデル)が販売されていましたが、現在は売り切れとなっています。再入荷の予定は不明のため、確実に手に入れたい方は通販サイトなどでの購入がおすすめです。

コストコ公式HP スタンレーグロウラー販売ページ

スタンレークラシック真空グロウラー 1.9Lをレビュー

スタンレーのクラシック真空グロウラー1.9Lは、その無骨なデザインと圧倒的な保冷力で、キャンパーやアウトドア愛好家から高い支持を集めています。
ここでは、基本スペックから実際の使い勝手まで詳しくレビューしていきます。

スタンレー グロウラー 違い

基本情報

クラシックグロウラーの基本スペックは下記の通りです。

容量1.9L
重さ990g
サイズ幅:165mm
高さ:294mm
本体径:125mm
口径:60mm
素材内びん:ステンレス鋼
胴部:ステンレス鋼
蓋:ステンレス鋼・ポリプロピレン
パッキン:シリコーン
保冷効力5度以下(6時間)

スタンレークラシック真空グロウラー1.9Lのディテール

ここからは、クラシック真空グロウラー1.9Lの細かなディテールを見ていきます。
サイズ感や持ち運びやすさ、デザイン性まで、実際に手に取ってわかるポイントを詳しくご紹介します!

サイズ・重量

スタンレーグロウラー サイズ

高さ・幅ともにしっかりとした存在感のあるサイズ感です。
本体の重さは約1kg。中に氷や飲み物を入れるとやや重たくなりますが、持ち手がしっかりしているため、女性やお子様でも安心して持ち運ぶことができます
幅広で口径も大きく、地面に置いても倒れにくい安定感のある設計になっています。

大容量

スタンレーグロウラー 大容量

1.9Lという大容量で、ほぼ2Lのペットボトルと同じくらいの量をカバーできます。
氷を先に入れる場合は飲み物がやや余ってしまいますが、冷えたドリンクをそのまま注げば、たっぷりと冷たい状態を長時間楽しめます。
氷専用としても、飲み物専用としても非常に使いやすい容量です。

しっかりした持ち手

スタンレーグロウラー 持ち手

クラシックグロウラーの持ち手は非常に頑丈で、1.9L満タンにしても安心して持ち運びできます。
取手は大きく設計されており、大人の手でもしっかりホールドできるサイズ感です。
アメリカブランドならではの設計思想で、手の大きな人でも無理なく持てるようになっています。
持ちやすさと安定感を両立しているため、アウトドアでの移動もストレスなく行えます。

蓋は一体化

スタンレーグロウラー 蓋

グロウラーの蓋は本体に固定された構造になっており、開閉時にも本体から外れることがありません。
アウトドアシーンでは、蓋の置き場所に困ったり、地面に置いて汚してしまう心配がないのがうれしいポイント。
細かい部分ですが、外で使う道具として非常に使い勝手の良い工夫です。

厚みのあるパッキン(交換可能)

スタンレーグロウラー パッキン

蓋部分には厚みのあるパッキンが取り付けられています。
このパッキンによって高い密閉性が確保され、保冷力も長時間キープ。
取り外し可能なので、使用後の洗浄もしやすく、劣化した場合は交換も可能です。

デザイン性

スタンレーグロウラー

マットな質感のブラックカラーが、無骨なかっこよさを引き立てます。
本体に大きく配置されたスタンレーのロゴも存在感抜群。
キャンプサイトでも映えるデザインで、持っているだけで気分が上がるアイテムです。

キャンプの氷入れに最適!スタンレーグロウラーの実力とは?

スタンレーグロウラー キャンプ 氷

スタンレーのクラシック真空グロウラー1.9Lは、キャンプで氷を持ち運ぶアイテムとしても抜群の実力を発揮します。
ここでは、その理由を3つに絞ってご紹介します!

① 大容量でたっぷり運べる

1.9Lという大容量なので、ソロ・デュオはもちろんファミリーキャンプにも対応できる量の氷を持っていくことができます。
大人数のキャンプではみんなで氷をシェアできて便利ですし、少人数なら飲み物を冷やすだけでなく、食材の保冷用にも使えるので非常に重宝します。

スタンレーグロウラー コンビニ氷 収納量

スタンレーのクラシック真空グロウラー64オンス(約1.9L)には、コンビニで売っているロックアイスがほぼ1袋分そのまま入ります

スタンレーグロウラー コンビニ氷

1.1kg入りのかち割り氷が176gほど入りませんでしたので924g入ったことになります。

② 口が大きくて氷が入れやすい

スタンレーグロウラー 開口部

一般的な水筒やボトルと比べると、グロウラーは口が広く大きな氷もラクに入れることができます
市販のロックアイスも余裕で入れられるので、道中のコンビニやスーパーで氷を買い足して補充することも可能です。

ただ、氷専用ボトルとして考えると、もう少し口が広いとさらに使いやすいと感じる場面も。
このあたりは、後ほどデメリットの部分で詳しく紹介します。

③ 保冷力が最強クラス

クラシックグロウラーは、5℃以下を6時間キープできる高い保冷性能を誇ります。
氷をたっぷり詰めておけば、キャンプサイトでもキンキンに冷えた状態を長時間キープできるのが魅力。
特に夏場は、飲み物を冷たく保つだけでなく、熱中症対策アイテムとしても大活躍してくれます。

スタンレーグロウラーの保冷力は?

スタンレーのグロウラーは、「氷専用ボトル」として本当にどれくらい保冷できるのか?
実際に氷を満タンに詰めて、一日おきに溶けた量を計測してみました!

スタンレーグロウラー 保冷力

驚くべき保冷力の検証結果を詳しく紹介していきます。

満タンの氷は何時間保つ?検証結果

スタンレーグロウラー 保冷効果 検証

スタンレーグロウラーに氷を満タンに入れ、気温を測定しながら一日おきに溶けた氷の量を計測しました。
結果は以下の通りです。

溶けた氷の量を計測

 測定日溶けた量計測時の気温
1日目約100ml26.9℃
2日目約150ml23.5℃
3日目約200ml24.5℃
4日目約175ml25.2℃
5日目約150ml26.4℃
6日目約200ml24.1℃
7日目約50ml23.8℃

7日目にはすべての氷が溶けきりましたが、1週間経っても保冷力がしっかり持続していたことがわかりました。
特に最初の数日間は、溶けた量がわずかコップ1杯分ほどと、非常に高い保冷性能をキープしています。

本来の使い方!炭酸は抜けない?

スタンレーのグロウラーは、もともとクラフトビールなどの持ち運びを目的に作られたアイテムです。
保冷力だけでなく、炭酸をしっかりキープできる気密性の高さも大きな魅力。
今回は、炭酸飲料を入れて実際に検証してみました!

コーラで炭酸抜けをチェック!

スタンレーグロウラー 炭酸 抜け具合

グロウラーにコーラを満タンに入れて、約10時間後に炭酸の状態をチェックしたところ、炭酸抜けはほとんど感じられませんでした
蓋を開けた瞬間には「ポンッ」としっかりした圧力音があり、内部に炭酸による圧がしっかりかかっていたことがわかります。
この実験からも、グロウラーの高い気密性を改めて実感できました。

さすが、ビールの持ち運びを想定して作られたアイテムですね。
炭酸飲料も美味しい状態で長時間キープできる、頼もしいボトルです。

注意点

さらに丸1日(約24時間)置いて再度確認したところ、さすがにやや炭酸の抜けを感じる結果となりました。
そのため、炭酸飲料はキャンプ当日中に飲み切る前提で考えておくと安心です。

また、グロウラー内の容量が少ない状態だと空間ができてしまい、抜けやすくなる可能性があります。
できるだけ満タンに近い状態で保存するのがおすすめです!

スタンレーグロウラーにも弱点あり?注意したい2つのポイント

スタンレーグロウラーはかなり優秀なボトルですが、実際に使ってみると「ここはちょっと気になるかも」と思うポイントもありました。
ここでは、使ってみて感じた2つのデメリットを正直にご紹介します!

氷がくっつく?

スタンレーグロウラー 氷 くっつく

たっぷり氷を入れられるのはグロウラーの魅力ですが、時間が経つと氷同士がくっついて固まってしまうことがあります。
グロウラー内で氷が一塊になると、上下に振っただけではなかなか取れないため、氷を取り出すのに手間取ることも。

スタンレーグロウラー アイスピック

そんな時は、長めのアイスピックがあると非常に便利です。
アイスピックがない場合でも割りばしなどである程度氷を砕くことができます。
氷を快適に取り出したい人は、アイスピックを一緒に持っていくのがおすすめです!

トングは使いにくい?

スタンレー グロウラー デメリット

グロウラーの口径は5.8cmと、水筒や一般的なボトルに比べれば広いですが、アイストングで氷をつかもうとすると少し使いづらい場面があります。

  • 大きな氷はうまくつかめない
  • トングの長さが足りず奥まで届きにくい
  • 氷を取り出すには本体を逆さまにする必要がある

氷専用で使いたいなら、口径8.5cm以上のアイスジャグの方が使いやすいです

おすすめの氷の持ち運び専用アイスジャグ

キャンプやアウトドアで氷を持ち運ぶなら、口径8.5cm以上・容量1.8L以上の専用アイスジャグがおすすめです。
スタンレーグロウラーも優秀ですが、氷専用なら広口で取り出しやすく保冷力に優れたモデルがより快適。
ここでは、使い勝手にこだわったおすすめアイスジャグを厳選して紹介します!

YETI イエティ ステンレス鋼 ハーフガロンジャグ

高性能クーラーボックスで知られるYETIの本格アイスジャグ。
広口設計(口径約12cm)で氷の出し入れが非常にスムーズにでき、1.9Lのたっぷり容量を確保しています。
真空断熱構造による圧倒的な保冷力で、暑い季節でも氷を長時間キープ可能。
タフなステンレスボディで耐久性も抜群、長く愛用できる高性能モデルです。

ヴァストランド VASTLAND アイスコンテナ 3.8L 

シンプルなデザインと高い保冷力で人気のアイスコンテナ。
広口設計(口径約85mm)で、大きな氷もラクに出し入れでき、キャンプやアウトドアでも使い勝手抜群です。
容量はたっぷり3.8Lあり、グループキャンプや長時間の使用にも安心。
真空断熱構造により、氷を長時間しっかりキープできます。

ZEN Camps アイスジャグ アイスコンテナ

洗練されたシンプルデザインが魅力の日本ブランド、ZEN Campsのアイスコンテナ。
広口設計(口径約8.5cm)で氷の出し入れがスムーズにでき、真空断熱構造により長時間の保冷性能を実現しています。
容量は約1.9Lとソロからデュオキャンプにちょうどいいサイズ感。
機能性と美しいデザインを両立した、アウトドアシーンに映えるアイスジャグです。

アレジア アイスコンテナ ジャグ

コスパに優れた真空断熱タイプのアイスコンテナ。
広口設計(口径約9.6cm)で氷の出し入れがしやすく、たっぷり入る大容量(1.8L/3.5L)をラインナップしています。
長時間の保冷が可能で、ソロからファミリーキャンプまで幅広く対応。
シリコンハンドル付きで持ち運びもラクにでき、使い勝手の良さが魅力の一台です。

GRANDOOR ハーフガロン アイスジャグ

シンプルで頑丈な作りが特徴のステンレス製アイスジャグ。
広口設計(口径約8.5cm)で氷の出し入れがしやすく、保冷力も高水準。
約1.9Lの容量で、デイキャンプや少人数のアウトドアにぴったりのサイズ感です。
保冷・保温どちらにも対応しており、オールシーズン活躍できる頼もしいモデルです。

まとめ

スタンレーのクラシック真空グロウラー1.9Lは、氷専用ボトルとしても十分な実力を持っています。
たっぷり入る大容量、長時間持続する保冷力、そしてタフな作り。
キャンプやアウトドアで冷たい氷や飲み物をキープしたい人には頼れる存在です。

氷専用でさらに使いやすさを求めるなら広口のアイスジャグも選択肢の一つ。
最終的には用途やデザインの好みに合わせて選ぶといいでしょう

氷の持ち運びに悩んでいる方は、
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。

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