タープテントはBBQやデイキャンプで大活躍。でも風で飛びそうになったり、ペグが使えない場所だと設営が不安になりますよね。
そんなときに便利なのが、タープ用の重り。風対策やズレ防止にもなって、安心感がぐっとアップします。
この記事では、重りが必要な理由や種類の違い、さらにおすすめアイテムも紹介していきます。アウトドアをもっと快適に楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
タープテントに重りは必要?

タープテントは、自立式で設営が簡単なこともあり、そのまま設置して使っている人も多いですよね。
でも実は、重りを使わずに設営するのはとても危険な使い方なんです。
特に風がある日は要注意。
ここでは、なぜタープテントに重りが必要なのか、その理由をわかりやすくお伝えしていきます。
タープテントは風対策が必須!

タープテントは天幕が広く、風を受けやすい構造になっています。
そのため、少しの風でも煽られやすく、突風が吹けばあっという間に倒れたり、飛ばされたりする危険性があります。
もし飛んで行った先に人や車があったら、大きな事故につながることも。
自分のテントが壊れるだけならまだしも、他人を巻き込んでしまったら取り返しがつきません。
だからこそ、タープテントは重り(ウエイト)でしっかり固定して、風対策をすることがとても大切なんです。
ズレ防止にもあると便利!

強風ではなくても、屋外では常に風の影響があります。
きちんと固定していないと、タープテントが少しずつズレてしまい、設営位置が変わったり、ストレスの原因になることも。
そんなときにも、重りを使えばズレを防止できて、安心して過ごせます。
どのくらいの重さが必要かは風の強さや環境によりますが、脚1本あたり4〜10kgが目安とされています。
ただし、台風や突風などの悪天候時は、どんなに対策していても危険です。
そういった日は、タープテントの使用自体を控えるようにしましょう。
タープテントの重りの種類
ここからは、タープテントを固定するための重りの種類について紹介していきます。
設置場所や用途に合わせて、ぴったりのタイプを選びましょう。
ウェイトタイプ

設置が簡単で扱いやすい
ウェイトタイプは、あらかじめ重さがあるおもりをそのまま置くだけなので、とても手軽。
中に水や砂を入れる必要がないため、設営時間も短縮できます。
水や砂を用意できない場所でも便利
キャンプ場やイベント会場など、水場が遠い場所や、地面が硬くて砂が手に入らないような場所では、ウェイトタイプが重宝します。
中身の充填が不要なので、そのまま使えるのがポイントです。
デメリットは重さと持ち運び
しっかりした重さがある分、持ち運びが少し大変なのがデメリット。
特に複数個持っていくとなると、荷物がかなり重くなります。
とはいえ、持ち手付きで運びやすい形状のものもあるので、選ぶときは持ち運びやすさもチェックしておきたいですね。
バッグタイプ

必要な分だけ重さを調整できるのが魅力
バッグタイプは、現地で水や砂を入れて重さを調整できるタイプのウエイトです。
使うときだけ中身を入れられるので、持ち運び時はとても軽くてラクなのが嬉しいところ。
使わないときは畳んでコンパクトにできるため、収納や荷造りのときにもかさばりません。

中に入れるものは、水のペットボトルや砂、石など。
生地がしっかりしているタイプなら岩などを入れてもOKなので、現地にあるものを使ってしっかり重さを出せるのが便利です。
デメリットは現地調達できない場合
ただし、現地に砂や水などがない場合は注意が必要です。
そのときは、ペットボトルの水など重りとなる中身も持参する必要があるため、ちょっと荷物が増えてしまいます。
容器タイプ

容器タイプの特長
容器タイプは、バッグ型と同じように現地で水などを入れて重さを出すタイプなので、持ち運び時は軽くて便利です。
ただし、バッグ型のように折りたたむことはできないため、収納時のかさばりは少し気になるところ。その分、容器自体がしっかりしているので、設置したときの安定感や安心感は抜群です。
デメリットは強度?
注意したいのは、寒い季節に水を入れた場合。気温が下がると中の水が凍ってしまい、容器にひびが入ったり、割れてしまうことがあります。
そうなると中の水が漏れてしまったり、使えなくなる恐れもあるので、冬場の使用には特に注意が必要です。
おすすめのタープテントの重し(ウエイト)
ここからは、実際に使いやすくて人気のあるタープテント用の重りを紹介していきます。
風対策やズレ防止にぴったりのアイテムばかりなので、使うシーンや好みに合わせて選んでみてください。
[クイックキャンプ] テントタープ用 マルチウエイト
持ち運びに便利なハンドル付きのタイプ。
このハンドルにテントロープを通すこともできるので、設置方法に幅が出せます。
表面はポリエチレン素材でカバーされており、雨の日でも錆びにくく安心して使えます。
口コミ情報まとめ
重ねて使ったり、ロープを通したりと使い方の自由度が高いのが好評。
持ち手付きで運びやすく、積み込みや収納もラク。
デザインも主張しすぎないので、使いやすいと感じている人が多いようです。
FIELDOOR タープテント用ウエイト
重ねてポールを挟むだけの簡単設置で、誰でも扱いやすいのが魅力。
ポリエチレン製でサビの心配がなく、雨の日や濡れた地面でも気にせず使えます。
シンプルな構造ながら、しっかりと固定してくれる安心感があります。
口コミ情報まとめ
コンパクトで車への積み込みがしやすいと高評価。
手で持ち運ぶ際に収納袋があるともっと便利、という声もありましたが、サイズ感や重さのバランスに満足している人が多い印象です。
マスターキャノピー(MASTERCANOPY)ウエイトバッグ
耐久性に優れた1680Dポリエステル素材を使用。
内側にはPVCコーティングもされているので、砂などを入れても漏れにくく安心です。
スリムな見た目で、設置後もすっきりスマート。
口コミ情報まとめ
機能性はもちろん、シンプルなデザインも好評。
一部のレビューではマジックテープの長さにやや不満の声もありましたが、コスパの高さで満足度は高めの印象です。
Sutekus テントやタープ固定用 砂袋 容量6L(砂10kg)
砂や土を入れて使うバッグタイプ。
近くに砂がない場合でも、水を入れたペットボトルや岩などを使って代用できます。
生地には防水・耐裂性に優れた600Dオックスフォードを採用。
口コミ情報まとめ
現地にあるもので工夫して使える点が高評価。
生地がしっかりしていて、中に入れる素材の自由度も高く、頼れる重しとして好評です。
[クイックキャンプ] テント タープ用 注水式
サンドベージュの落ち着いたカラーが、キャンプサイトによくなじみます。
使わないときは折りたたんでコンパクトにできるので、持ち運びにも◎。
ベルト固定だけでなく、持ち手にロープをかけて使うこともできます。
口コミ情報まとめ
バケツから水を注ぐときにこぼれてしまうという声もあるようですが、設置場所に水道があれば問題なし。
デザイン性と安定性のバランスが良く、総じて満足度は高めです。
テント重り ウェイト 強風対策 最大8.5L ウォーター
満水時には約8.5kgの重さになる、しっかりタイプの容器型。
プラスチック製で中身がないときはとても軽く、移動や設置がスムーズ。
ポールを挟み込む形で、ネジでがっちり固定できます。
口コミ情報まとめ
軽さと使いやすさが好評。
ただし、ポールの太さと合わない場合もあるようなので、事前にサイズ確認をしておくのが安心です。
BUNDOK(バンドック) タープ ウエイト 8kg BD-269
水を入れて使うタイプで、空の状態ではとても軽く持ち運びがラク。
材質は軽量なポリエチレンながら、しっかりとした作りで安定感あり。
タープの足を挟み込み、ビスでしっかり固定できます。
口コミ情報まとめ
容器型なので丈夫ですが、コンパクトにはならない点がネックという声も。
とはいえ、収納スペースさえ確保できれば、コスパの良い実用的な重しとして人気です。
まとめ
今回は、タープテントに欠かせない「重り」についてご紹介しました。
屋外で使うタープテントは、どうしても風の影響を受けやすく、重りは安全に使うための必須アイテムです。
特に山間部などでは天気が急変しやすく、穏やかだった風が突然強まることもよくあります。
自分だけでなく、周りの人や物を守るためにも、風対策はしっかりしておきたいところです。
持ち運びのしやすさや収納性、重さの調整のしやすさなど、自分の使い方に合った重りを選んで、タープテントを安全&快適に使ってくださいね。
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