火消し袋は、キャンプの焚き火やバーベキューで使用した炭の片付けが楽になる便利アイテムです。
「火消し袋が欲しいけど、どれを購入したらいいのか悩む」「使い方が知りたい」など、購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、キャンプがより快適になるおすすめの火消し袋をご紹介します。
使い方や注意点もあわせて解説しますので、購入を検討している方や使用方法が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
火消し袋とは

火消し袋は、使用後の炭を入れて空気に触れさせない状態にし、自然に鎮火させるアイテムです。
火消しつぼに比べてコンパクトかつ軽量で持ち運びしやすく、耐熱・難燃性の素材が使われているのが特徴です。
火を消したあとは、そのまま炭や灰を持ち帰ることができるため、鎮火から後片付けまで手間がかからず、安全にキャンプを楽しめます。
火消し袋の基本的な使い方
①火消し袋を自立させる

火消し袋を用意し、燃えカスを入れやすい状態にしておきましょう。
マチのあるタイプは自立できるため、燃えカスをスムーズに入れられます。
②火消し袋の中に使用後の炭・灰を入れる

焚き火がある程度消えかかっているのを確認したら、火ばさみや薪ばさみを使って火消し袋に炭を入れましょう。

燃えカスの量や焚き火台の形状によっては、直接火消し袋に入れても問題ありません。
③袋を閉めて空気を遮断し、鎮火を待つ

空気を抜きながら、両サイドの紐でしっかり密閉します。
内部を酸欠状態にすることで、炭が自然に鎮火します。
④焚き火台の上で放置

あとは、火消し袋を焚き火台の上に置いておくだけ。
炭や灰の量にもよりますが、早ければ5~10分ほどで表面温度も下がり、素手で触れる状態になります。
以上が、火消し袋の使い方です。
シンプルな構造で、キャンプ初心者でも扱いやすいアイテムですよ。
火消し袋を使うときの注意点
火消し袋を使用する際は、火傷に十分注意しましょう。
火消し袋に使われている素材は耐熱・難燃性ですが、断熱性はありません。
炭や灰を入れた直後は高温になるため、素手で触れると火傷の恐れがあります。
必ず耐熱グローブを使用するなどして、取り扱いには十分注意してください。
また、火消し袋には、ある程度火が消えた炭を入れることで袋へのダメージを抑え、劣化を防げます。
間違っても、燃えている炭を直接入れないようにしましょう。
ZENCAMPのアッシュキャリーをレビュー
今回は、火消し袋の中でも特に人気のある「ZENCAMPのアッシュキャリー」を使ってみた感想をご紹介します。

ZENCAMPのアッシュキャリーには、2種類のサイズがあります。

個人的には、小さいサイズの方がコンパクトで使いやすいと感じました。

折りたたむと、ポケットに入るサイズまで小さくなります。

ただし、大きいサイズの方が開口部が広いため、燃えカスが入れやすく、より安全に使用できます。
安全性を重視したい方には、大きいサイズをお勧めします。
アッシュキャリーの素材と形状
素材はガラス繊維を使用されています。

表面はツルっとしたツヤのある質感で、焚き火シートなどにありがちなチクチク感はまったくありません。
厚みがあり、丈夫な素材で作られています。

底部分にはマチがあるので自立します。
アッシュキャリーの効果は

ある程度消えかけている炭をアッシュキャリーに入れて、どのくらいで手で触れるようになるか試してみたところ、およそ8分ほどで触れるようになりました。

焚き火の後片付けの時短アイテムとして活躍しますね。
紐は手袋をしていると結びにくいですが、カラビナが付いているので簡単に止めることができます。

翌日、袋から炭を取り出して袋の中をチェックしてみましたが、特に損傷はありませんでした。

サッと水で洗うだけで、灰の汚れはきれいに落とせます。

いつもは火消し壺を持ち歩いていましたが、荷物がコンパクトになる点では、とても良い製品です。

炭を入れる際に袋の口部分を一度折り返すと、しっかりと開いて炭を入れやすくなります。使用時は、ぜひ試してみてください!
アッシュキャリーのメリットデメリット
メリット
燃えカスの処理を自分で行える
灰捨て場を探す手間や、灰を持ち帰る手間が省けます。
無料のキャンプ場では灰捨て場がない場合もあるため、自分できちんと処理できる準備が整っていれば、キャンプ場選びの幅が広がります。
マチがあるので袋に入れやすい
マチがない製品もあるため、燃えカスを入れやすさを考慮すると、マチがあり自立できるのは大きなメリットです。
水洗いできる
火消し袋は汚れやすいため、水洗いできるのはとても便利です。
また、乾きやすい素材である点も良い点でした。
デメリット
熱い薪や炭を入れられない
製品の性質上、燃えている薪や炭は入れることができません。
火消し壺と同じような使い方を考えている人には、デメリットに感じる部分です。
大きな燃えカスは入れにくい
アッシュキャリーは、大きな燃え残りがあると入りません。
燃えカスが手のこぶしより小さくなるように、焚き火の終盤で薪の追加を調整するのが良いでしょう。
人気の火消し袋4選 口コミと評判をチェック
火消し袋には種類が豊富で、どれを選べば良いのか分からないという方におすすめの火消し袋をご紹介します。
口コミで分かったメリット・デメリットも合わせてご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
ZEN Camps アッシュキャリー
ZEN Campsのアッシュキャリーは、業界最高水準の耐熱性・耐火性・耐久性を兼ね備えた、機能性の高い火消し袋です。
自立が安定しており、炭を入れやすく、使用方法も簡単なのが特徴です。ただし、慣れるまで袋の口の開け閉めが固く感じる方もいるようです。
2サイズ展開で、使用状況に応じたサイズ選択が可能で、利便性の高い火消し袋です。
CARBABY
CARBABYの火消し袋は、気密性の高いマジックテープを使用した開け口が便利で、柔軟性のある素材でコンパクトにたためる点が魅力です。
炭を入れる際に自立はできませんが、気密性や耐熱性の高さから、機能面に優れた火消し袋だと言えるでしょう。
開け閉めが便利な火消し袋や、コンパクトにたためる火消し袋をお探しの方におすすめです。
Keepjoy
Keepjoyの火消し袋は、大きな開口部と安定した自立により、炭や灰を入れやすい火消し袋です。
バックルを使用することで、コンパクトに折りたたんだ際の持ち運びがしやすく、炭を入れた後の密閉度を高めてくれるでしょう。
大容量のLサイズもあり、ファミリーキャンプでの使用にもおすすめです。
‘nアッシュバッグ 火消し袋
nアッシュバッグ 火消し袋は、耐熱性に優れたコンパクトな火消し袋です。マジックテープでしっかり密閉でき、炭や灰の処理が簡単に行えます。折りたたんで持ち運びやすく、ソロキャンプや少人数のキャンプに最適。水洗いもでき、清潔に保てる便利なアイテムです。
まとめ
今回は、キャンプでの炭火処理が楽になる「火消し袋」のおすすめや使用方法、注意点についてご紹介しました。
コンパクトに収納でき、使用方法も簡単で、耐久性に優れた火消し袋は、面倒な炭や灰の処理と持ち運びを楽にする便利なアイテムです。
キャンプでの炭火処理に悩んでいる方や、火消し袋の購入を検討している方は、この記事を参考に自分に合ったものを見つけ、キャンプをより快適に楽しんでください!
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