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モーラナイフ最強のガーバーグを徹底レビュー!ステンレスとカーボンを使った感想!

ガーバーグ ステンレス ブッシュクラフト

アウトドアを楽しむ方で、ナイフを持っていかれる方はどれくらいいるでしょうか。初心者の方にとっては比較的優先順位が低いギアに感じるかもしれませんが、ナイフはコレクターも多く、1度その魅力に触れると手放せなくなることもあります。

今回は、人気のナイフブランドであるモーラナイフのラインナップから、ソロキャンパーにおすすめしたいガーバーグを紹介します。

特に、ステンレスとカーボン、さらにCompanion Heavy Dutyのステンレスを使った感想を交えて、その違いや使い心地について詳しくお伝えします。

ガーバーグでバトニング・フェザースティック・ストライカー・着火まで行ってみました。参考にどうぞ!

ガーバーグはモーラナイフ唯一のフルタング構造

ガーバーグフルタング
左がガーバーグ 右がCompanion Heavy Duty

モーラナイフのガーバーグシリーズは、現在販売されているモーラナイフ製品の中で唯一のフルタング構造です。

ガーバーグフルタング

フルタングはタング構造として最も強度が高い構造とも言われており、キャンプのように様々なシーンで使用機会があるナイフとしてはうってつけのタフなナイフです。

ガーバーグのステンレスとカーボンどっちがいい?

ガーバーク ステンレス カーボン
上がブラックカーボン 下がステンレススチール

ガーバーグシリーズの刃素材としてはスタンダードなステンレススチールのほか、カーボンスチールをブラックコーティングしたブラックカーボンがあります。

一般的にはステンレスの方が錆びにくく扱いやすさの面から初心者の人の場合はステンレスがおすすめです。

しかし、ガーバーグのカーボンスチールの場合はDLCコーティングという加工で錆びにくなっています。
これによりメリット面の切れ味や研ぎやすさはそのままに錆びにくいデメリットのないキャンプには最強のナイフと言っても過言ではない良いナイフとなっています。

ガーバーグでステンレスとカーボンを選ぶなら切れ味がワンランク上のカーボンスチールがおすすめです!

ガーバーグの特徴

ガーバーグの構造(フルタング)についてはご説明してきましたが、実際のところ使用する際にどのような点が優れているのか、他のナイフとはひと味もふた味も違うその特徴についてご紹介していきます。

特徴①安心の耐久性

ガーバーグ 耐久性

ガーバーグの刃は肉眼でも確認できるほどの小刃が付いています。
小刃が付いていること(2段刃になること)で切れ味の劣化を遅らせ、耐久性の向上につながります。
また、フルタング構造であるがゆえに多少重くはなるものの、衝撃にはかなり強くなっています。

特徴②安定した切れ味

ガーバーグ ステンレス フェザー

ガーバーグの刃厚は3.2mmとなっており、他の製品と比較するとだいたい中間層の刃厚となっています。

バトニングなど木材への使用はもちろんのこと、フェザースティックなど繊細な動きも十分に実現できる切れ味です。

特徴③グリップの安定感

ガーバーグ グリップ

グリップはポリアミド素材でできており、手に馴染みやすい形、模様に加工されています。

素材としては固めになりますが、ナイフを使うシーンでは大抵グリップに大きな力が加わる事が想定されます。

グリップが柔らかいとどうしても支える力が逃げてしまいがちで安定感にかけますが、ガーバーグはそのような心配はありません。

ラバー素材のグリップは経年とともにラバーが水分と反応してべたついてしまうことがありますが、ポリアミドはそのような現象が起きないのも安心です。

ガーバーグの使用してみた!

ガーバーグの特徴としてはとても耐久性に優れており安定感のあるナイフであることを実感しています。
その特徴が実際に使用する際どのような効果を発揮するのか、ガーバーグの特性を生かしたアウトドアシーンでの使用感を紹介します。

フェザースティック

ガーバーグフェザースティック

フェザースティックのように薄く削るのも切れ味が良いので問題なくできます。
ただ、薄刃のCompanion Heavy Dutyと比べると刃が厚い分、若干やりにくいと感じます。

バトニング

ガーバーグ バトニング

フルタング構造でタフな作りとなっているガーバーグはバトニングのように大きな衝撃が加わるような使い方には最適です。
ナイフに重みがあることがバトニングやチョッピングの際にはメリットとなり安定感が生まれます。

バトニングナイフ

薪を気持ち良く割ってくれます。

ガーバーグバトニング

実際にCompanion Heavy Dutyやヘレのテマガミと比べても安心感とパワーは一番良いです。

ストライカーを削れる!

ガーバーグ ストライカー

ファイヤースターターはナイフを使用するとしっかりと火花を出せますので着火の確立が格段に上がります。

ガーバーグファイヤースティック

ガーバーグはナイフの背側でファイヤースターターをしっかり削ることができて着火がとてもしやすいです。

調理

ガーバーグの刃渡りは約109mmとなっており、切る、さばく、剥くなどあらゆる調理はそれなりにこなせますが薄刃のナイフと比べると少々使いにくい点もあります。

ガーバーグ調理

ガーバーグの刃の厚みがあり形状的にも調理には不向きかもしれないです。

ガーバーグ調理

特に固いジャガイモやサツマイモなどを切る場合にはまっすぐに切れずに切り口がゆがんでしまいます。

しかし、その反面大きな利点として刃持ちは格段に向上し、切れ味が長持ちします。

ガーバーグのステンレスとCompanion Heavy Dutyのステンレスの違い

ガーバーグステンレス

ガーバーグのステンレスは14C28N鋼という鋼材を使っています。
ナイフ初心者の場合には細かな素材の違いは分かりにくいですが、アマゾンの口コミではかなり評判は良いようです。

ガーバーグステンレス

実際に見た目はガーバーグのブレードは艶消しで、Companionのステンレスよりも高級感があります。
Companion Heavy Dutyのステンレスの鋼材はサンドビック12C27です。

今回紹介したガーバーグ


今回、紹介したステンレスとカーボンのガーバーグはどちらもレザーシースのモデルになります。
シリーズの中でも高価となりますがレザーシースのカッコよさはたまりません。

まとめ

ガーバーグの価格は1万円前後となっており、決して安いナイフというわけではありません。
しかし、ガーバーグの最大の魅力はその耐久性です。あらゆる衝撃が加わってもそう簡単に壊れることはありません。
1本持っておくだけでアウトドアのあらゆるシーンで活躍できるガーバーグ。みなさんも一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

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