みなさん、BBQやキャンプで火起こしに苦戦した経験はありませんか?
たとえばこんなシーンで、困ったことはないでしょうか。
そんなとき、頼りになるのが「着火剤」です!
これさえあれば、火起こしがグッと楽になり、アウトドアタイムをもっと満喫できます。
この記事では、手軽に手に入る【100均着火剤】から、プロキャンパー愛用の【ロゴス防水ファイアーライター】、さらに『ヒルナンデス』でも話題になったたけだバーベキューさん愛用の【ファイヤーライターズ】まで、コスパと実力を徹底比較!
あなたのBBQライフを格上げする最強の着火剤がきっと見つかります!
着火剤はどれも同じ?実はこんなに違う!

焚き火やBBQで火起こしに苦労したことはありませんか?「100均の着火剤で十分」と思っている方も多いかもしれません。
でも、今回 ロゴスの防水ファイアーライター と、ヒルナンデスでも紹介された ファイヤーライターズ を実際に比較してみたところ、驚くほどの違いを実感しました!
最強の着火剤を使うことで、こんなメリットがあります。
- 火起こしの時間が大幅短縮!
- 着火の手間がグッと減る!
- 気温の低い冬場でも火がつきやすい!
もちろん、気になる コストパフォーマンス もしっかり検証します。
では、着火剤の種類や選び方を詳しく見ていきましょう!
着火剤の種類と選ぶポイント
着火剤と一口に言っても、形状や成分、燃焼時間、火力など特徴はさまざま。失敗しにくい着火剤を選ぶには、次のポイントをチェックしましょう!
着火剤の形状

大きく分けて、 固形タイプ と ジェルタイプ の2種類があります。
- 木材を固め、パラフィンや灯油などを染み込ませたもの。
- 切れ込みがあり、手で割って使える。
- 湿気に弱いものが多いが、ロゴスの防水タイプ なら雨や湿気にも強い!
- 主成分はメタノールなどの可燃性物質。
- 引火点が低く、すぐに着火できる。
- 火力が強く、短時間で火を育てられる。
燃焼時間
火がついてもすぐ消えてしまっては意味がありません。 燃焼時間5分以上 のものを選ぶと、火起こし失敗のリスクがグッと減ります。
火力の強さ

ジェルタイプの方が火力が強いといわれますが、固形タイプでも商品によって火力に差があります。目的に応じて選ぶのがおすすめ!
その他の特徴
- 防水性のある着火剤: ロゴスの防水ファイアーライター は、湿気や水に強く、濡れても着火できるスグレモノ!(後半で詳しく検証します!)
- マッチ型着火剤: ファイヤーライターズ のように、ライター不要で擦るだけで着火できる便利なタイプもあります。
失敗しない火起こしのためには、シーンに合った着火剤選びが重要です!
次のセクションでは、実際にそれぞれの着火剤を使って火起こし実験をしてみたので、リアルな使い心地をお伝えします。
着火剤の燃焼時間を検証!

- ロゴス着火剤 防水ファイヤーライター
- バーベキュー用ジェルタイプ着火剤(ダイソー)
- バーベキュー用着火剤(ダイソー)
- 簡単に、ささっと着火!着火剤(セリア)
- ファイヤーライターズ
こちらの5つの着火剤の燃焼時間と火力を測ってみました。

量をできるだけ一定にしたかったのですが、ファイヤーライターズとセリアの着火剤に関してはグラムは異なり1つの単位での検証となります。
着火剤の燃焼時間検証スタート

約30秒経過

- ロゴス・セリア
火の付き方は早く、勢いよく燃え広がり始めました。安定感がありそうな予感! - ファイヤーライターズ
ゆっくりですが、確実に火がついて燃え続けています。じわじわと力を発揮するタイプかも? - ダイソー(ジェルタイプ)
火はつきますが、表面がじんわり燃える感じで、まだ勢いは控えめ。これから火力が上がるのか気になるところ。 - ダイソー(固形タイプ)
着火に手こずり気味…。
何度かターボライターで火をつけていますが、すぐに消えてしまうことが多く、コツが必要そうです。
もう少し様子を見て、燃焼の持続時間や安定性もしっかりチェックしていきます!
約3分経過

- ロゴス・セリア
最初の勢いそのまま!力強い炎が安定して燃え続けています。頼れる安定感! - ファイヤーライターズ
徐々に火力アップ!じっくり燃え広がり、今はしっかりとした炎をキープしています。 - ダイソー(ジェルタイプ・固形タイプ)
どちらも小さな炎がかろうじて燃えている状態。火はついているものの、火力の弱さが気になるところ…。
約5分経過

ロゴス
炎の勢いは少し落ち着いてきましたが、まだ安定して燃えています。
ファイヤーライターズ
ここにきて火力アップ!炎がどんどん力強くなり、安定感が増しています。
セリア・ダイソー(ジェルタイプ)
火力が持たず、ほぼ消えてしまいました。燃焼時間の短さが課題かも。
ダイソー(固形タイプ)
炎は弱いものの、なんとか燃え続けています。粘り強さはある様子。
約6分経過

ファイヤーライターズはかなり勢いよく燃えています。
約8分経過

ロゴスは8分で消えました。
ファイヤーライターズも消えかかっています。
約9分経過

ファイヤーライターズが完全に消えてしまいました。
ダイソー固形タイプがようやく火がしっかりと燃えだした感じです。
約13分経過

ダイソー固形タイプが消えかかってきました。
約16分経過

ダイソー固形タイプは小さな炎で16分まで燃え続けましました。
着火剤の燃焼検証結果
実際に燃焼テストを行った結果、着火剤ごとの燃焼時間と火力の差がハッキリしました!
- ダイソー固形タイプ
燃焼時間は最長の 16分。ただし、最初の5分と後半の5分は火力が非常に弱く、火起こしには少し心もとない印象でした。 - ファイヤーライターズ
燃焼時間は 9分。前半と後半の約1分間は炎が弱まるものの、全体的には安定して燃え続け、後半まで粘り強さを発揮! - ロゴス
燃焼時間は 6分。最初から最後まで勢いのある炎を維持し、着火剤としての火力は十分。燃焼時間こそファイヤーライターズに劣るものの、即効性は抜群でした。 - セリア
燃焼時間は 5分。こちらもロゴス同様、序盤から強い炎が立ち上がり、短時間で確実に火をつけたいときに便利。 - ダイソー ジェルタイプ
燃焼中も目に見える炎がほとんど立たず、実際の火起こしには不向き。着火剤としての使い勝手はあまり良くないと感じました。
火力重視なら ロゴス や セリア、持続力重視なら ファイヤーライターズ、コスト優先なら ダイソー固形タイプ を選ぶと、シーンに合わせた火起こしができそうです!
ロゴスの着火剤は本当に防水?
ロゴスは水に強い着火剤を特徴としていますのでそちらも検証してみました。

ロゴスの防水ファイアーライター・ファイヤーライターズ・ダイソー固形タイプ・セリア着火剤を3分ほど水につけて着火してみました。

ロゴスは水をはじく成分が含まれているため、水に浸かっても染み込むことはありません。
火をつけると勢いよく燃えます。
セリアも最初は火がつきましたが、水を含んでいたためすぐに消えてしまいました。

ファイヤーライターズはマッチ部分にターボライターで10秒ほど当てると一応着火しましたが、すぐに消えてしまいました。
ダイソー固形タイプはまったく火がつくことはありませんでした。
コスパの良い着火剤は?
紹介した5つの着火剤を検証結果をもとに評価してみました。
ダイソー固形タイプ | ダイソージェルタイプ | セリア着火剤 | ロゴス | ファイヤーライターズ | |
火の着きやすさ | |||||
燃焼時間 | |||||
炎の大きさ | |||||
1回のコスト | 約10円 | 約27.5円 | 約13円 | 約33円 | 約41円 |
※ダイソー固形タイプは1回2片を使う場合のコスト
※ダイソージェルは1回12g 110円÷8回
※ロゴスはアマゾンでの712円で計算 712円÷21個
※ファイヤーライターズはアマゾンでの820円で計算 820円÷20個
コスト的にはやはりダイソーの着火剤が安くなりますが実際には量をもっと必要とする可能性があるのでそのあたりも加味して検討してみてください!
おすすめの着火剤
ロゴス着火剤 防水ファイヤーライター
炎が大きく風にも強いので確実に着火することができます。
燃焼時間も長いので今回の中では最強の着火剤と言えます。
ファイヤーライターズ
ロゴスには劣るもののライター・マッチなどの火元が不要なのは非常に便利です。
他は10g以上ので検証の中、1本6gでの検証でも十分なパフォーマンスがりました。
コンパクトで便利さで選ぶならこちらもおすすめです。
身の回りで調達できる着火剤
着火剤を忘れても大丈夫!
実は、新聞紙や牛乳パックなど、身の回りのアイテムが代用品として使えるんです。
ここでは、すぐに調達できる着火剤の代用品をまとめてご紹介します。
ティッシュや新聞紙
実は、ちゃんとした着火剤を購入しなくても、ティッシュや新聞紙は乾いていればよく燃えるので、手軽な着火剤代わりになります。
また、麻ひもがあれば、セリアの商品と同じように裂いて使うことで、立派な即席着火剤に!
松ぼっくり・松の葉
キャンプ場や公園などで手に入りやすい天然の着火剤もあります。
松ぼっくりや松の葉はよく燃えるため、着火剤がなくて火がつかないときに役立ちます。
さらに、杉の葉も火付きがよく、焚き火サイトに落ちていることが多いので、拾って活用すると便利です。
火起こし自体は着火剤なしでも可能ですが、風が強かったり、薪が湿っていたりする場合には、着火剤があるとぐっと楽になりますよ。
まとめ
100均の着火剤は手軽で便利ですが、パフォーマンスを重視するならロゴスやファイヤーライターズの方が確実に着火しやすいです。
特に、初心者や着火に不安がある方は、ロゴスの防水着火剤を試してみるのがおすすめ。
寒い冬でも、火起こしの失敗がぐっと減るはずです!
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