ワークマンから発売されている真空保冷ペットボトルホルダー。
発売以来、毎年大人気で入手困難になることもある注目アイテムです。
ワークマンのプライベートブランド「AEGIS(イージス)」の製品で、機能性もバッチリ。
夏の暑い日に「ひんやり」を長持ちさせられたら嬉しいですよね。
飲み切れずに残しておいた飲み物が、すぐにぬるくなってしまう…そんな経験、ありませんか?
今回は、このアイテムにどれほどの保冷効果があるのか、どんな使い方ができるのかを、徹底レビューしていきます♪
「真空保冷ペットボトルホルダー」のスペック
まずは基本スペックを見ていきましょう。
本体サイズ | 高さ18.5cm 幅10cm |
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重さ | 333g |
価格 | 税込980円 |
カラーバリエーション | ブラック・シルバー・グレー・ブルー |

重さが333gあるので、500mlのペットボトルを中に入れると833g。
少し重さを感じるかもしれませんね。
真空保冷ペットボトルホルダーの特長
数年前の夏に登場して以来、大ヒットとなったワークマンの「真空保冷ペットボトルホルダー」。
これがあれば、冷たいペットボトル飲料を最後まで冷たいまま楽しむことができます。
改良モデルの特長
- ハンドルが付いて持ち運びやすくなったこと
- 従来モデルよりスリムになって持ちやすくなったこと
- 内側にすべり止めシートが追加されたこと
すべり止めシートのおかげで、キャップの開け閉めもグッと簡単に。
さらに、時間がたっても結露しないので、手やテーブル、バッグの中が濡れる心配もありません。
使い方はとっても簡単。


このように、ペットボトルをそのまま中にすっぽり入れるだけでOKです。

こちらが、内側に付いたすべり止めシートです。
「真空保冷ペットボトルホルダー」の説明文
箱に記載されている説明文もチェックしてみましょう。

「背が高く冷たいペットボトル(500ml)にちょうどいい大きさです」とあります。
同じ500mlでも、背の低いタイプのペットボトルは少し使いにくいようです。
特に、ホットのお茶などに使われている背の低いペットボトルは適していません。


こちらは保温・保冷の試験グラフです。
ホルダーを使用しない場合、どちらも1時間後には大きく温度変化があることがわかります。
実際の使用感

むぎ茶、コーラ、カルピスウォーターを入れて使用してみました。
結果は大満足です。
約33℃の青空の下、3時間経過しても「ひんやり」を実感できました。
室内では、6時間以上冷たいままの状態をキープ。
これだけ冷たさを維持できるなら、アウトドアやクラブ活動など、さまざまなシーンで便利に使えそうです。
付属のハンドルが邪魔に感じることもあります
フタを開閉する際に、ハンドルがやや邪魔に感じることがありました。
ハンドルを使わない方にとっても、少し気になるかもしれません。

でも安心。
このように簡単に取り外すことができます。

取り外すことで見た目もスッキリ。
フタの開け閉めもスムーズになりました♪

いろんなペットボトルで実際に使ってみました
形の違うペットボトルを集めて、実際に装着してみました。

結論、600mlの麦茶のペットボトルが一番フィットしました。
キャップの開け閉めもスムーズに行えます。

写真左上のオランジーナ(420ml)は、ホルダーよりも細いため内部で安定せず、振るとグラグラします。
ペットボトル上部を手で押さえながらキャップを開け閉めする必要があり、少し手間に感じました。
写真左下のコカ・コーラ(500ml)は、問題なく使用できました。
この中で唯一使えなかったのが、写真右下の背の低いジョージアのペットボトルでした。
飲み口が上まで出てこず、飲みにくいうえに、中身がこぼれるのでは…とヒヤヒヤ。
説明文にあるとおり、このホルダーは500mlの標準的なペットボトルに合わせて設計されているようです。
その他の容量のペットボトルも使えますが、少し不便さを感じるかもしれません。
また、保温に関する検証グラフも箱に記載されていますが、ホット用ペットボトルは高さが足りないため、使用には不向きだと感じました。
車のドリンクホルダーに入るか試してみた
従来のものよりスリムになったので、「もしかして車のドリンクホルダーにも入るのでは?」と試してみました。
今回は、2車種で検証しました。
トヨタ ライズ
残念ながら、ライズではドリンクホルダーにも足元にも入りませんでした。


ダイハツ BOON
BOONのドリンクホルダーには入りませんでしたが、足元には入りました。
ハンドルを外せば、よりスッキリと使えます。


大きめのホルダーがついている車であれば使用可能かもしれません。
車内でも使えるのは、とても便利ですね!
ペットボトル以外にも使用できるのか
冷えたまま飲みたいものといえば、やっぱりビールですよね。
ペットボトルサイズなら、500ml缶も入るのでは?と思い、さっそく検証してみました。
……が、しかし。この段階で「ちょっと無理かも?」という予感が。

実際に中へ入れてみると、当然ながら缶はすっぽり収まりました。
このままでも保冷効果は期待できますが、飲むにはかなり不便そうです。

そこで、フタをうまく活用して缶を安定させることに成功。
ただし、これはあくまで公式の使い方ではないため、注意が必要です。
けっこう力を入れて押し込むため、長時間の使用ではフタが変形する可能性もあります。

缶の飲み口が出るようにフタにセットし、それからホルダーに入れればなんとか使えました。
保冷効果もバッチリで、ビールを美味しくいただけました!
……とはいえ、これはあくまでペットボトル専用ホルダー。
本来の用途とは異なるため、やはりおすすめはできません。

評価が高いペットボトルホルダー3選
夏場の外出やアウトドアで活躍するペットボトルホルダー。
中でも、実際に使ったユーザーから高評価を得ているアイテムを3つ厳選してご紹介します。
保冷力や使いやすさ、デザイン性など、選ぶポイントはさまざま。
購入の参考にしてみてください!
無印良品 冷やしたまま持ち運べるペットボトル用保冷ホルダー 500~650mL用
無印良品の「冷やしたまま持ち運べるペットボトル用保冷ホルダー」は、手軽にペットボトルを保冷できる人気アイテム。500〜650mLに対応し、結露しにくいのも魅力です。凍らせた飲み物を入れておけば、真夏でも長時間ひんやり感が持続。毎日使いたくなるシンプルで実用的な保冷ホルダーです。
アトラス ペットボトルホルダー 水筒 保冷 ペットボトルクーラー 500ml 650ml
アトラスのペットボトルホルダーは、シンプルながら高い保冷性能を備えたペットボトルクーラーです。500ml〜600mlのペットボトルに対応し、内部は断熱材入りで冷たさをしっかりキープ。軽量でかさばらず、水筒感覚で使えるのも魅力です。通勤や通学、アウトドアなど幅広いシーンで活躍します。
キャプテンスタッグ ペットボトルホルダー ペットボトルクーラー
キャプテンスタッグのペットボトルホルダーは、高い保冷力と柔軟なサイズ対応が魅力。500〜600ml程度のペットボトルに対応し、調整機能により冷たさ・温かさを数時間キープできます。持ち手付きで持ち運びも便利。水筒のように洗う手間がないのも嬉しいポイント。車内やデスクワークでも活躍する実用性の高いアイテムです。
まとめ
リーズナブル、かつ機能性バツグンで、さすがワークマン!といえる一品です。
品薄状態もうなずけます。
さまざまな形のペットボトルがあるので全て同じクオリティとはいきませんが、500mlのペットボトルなら十分な効果を発揮してくれると思います。
1度買うことで何シーズンも使用することができます。
1つ持っておくだけでもいろいろなシーンで便利に使えることでしょう。
番外編
肩掛けストラップ作ってみました
何度か使用していくなかで、重さがネックに感じることがありました。
本体だけで333gあるので、600mlのお茶を入れると約1kgになってしまいます。
ショルダーストラップがあれば持ち運びに便利だと思ったので、自作してみました。
まずはパラコードでジョイントを作成。ジョイントはフタの突起部分にしっかりとフィットするようにしました。

適当なストラップに作成したジョイントを取付けました。

これで完成です。これでいつでもすぐに冷たい飲み物を飲むことができます。
暑い夏は熱中症対策で常に冷たいものを飲めるようにしておくことが大切ですね。

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