過ごしやすい季節になりました。そろそろキャンプに出かけようかな…なんて計画を立てている方もきっといらっしゃいますよね。
そして、今年からキャンプを始めてみようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?天候も比較的安定しているこの時期は、キャンプデビューにはもってこいの季節です!
是非初キャンプに出かけてみてください!
「でも、まだキャンプ道具がない…」「何から揃えればいいの?」と、キャンプを始めたいけど足踏み状態の方もいらっしゃるのでは?
キャンプ道具の代表と言えば『テント』ではないでしょうか。キャンプデビューするのなら、自分のテントで快適に眠ってみたいと思いませんか?そこで今回は「初心者」でも「簡単」に設営できるテントを2種類ご紹介したいと思います。
テント選びの参考にしてみてくださいね。
まずは知っておきたいテントの種類
テントにはいくつか種類がありますが、初心者にオススメのテントは『ドーム型テント』と言われています。一番メジャーな形のテントなので、誰しもが一度は見たことがあると思います。
ポールをアーチ状にするだけなので、初心者でも比較的簡単に設営することができます。
また、『ティピー型テント』もオススメです。三角帽子のような形で見た目も可愛くお洒落です。またポールを1本しか使わないので、初心者でも設営が簡単で持ち運びもしやすいです。
そして前室(居住スペース)と寝室が一つになった『2ルーム型テント』もあります。タープもいらず便利ですが、設営は初心者には少し難しいのでオススメはできません。
上記を踏まえて考えると、『ドーム型テント』か『ティピー型テント』を検討されると思いますが、ちょっと待ってください!もっと簡単なテントがありますよ!それは、初心者でも1分で設営できる『ワンタッチテント』です!
ワンタッチテントとは?
初めてのキャンプ、初めてのテント。キャンプ場に着いたらさっそく設営開始!でも設営の仕方がわからずあたふた…。時間だけが過ぎ、結局設営に多くの時間がかかってしまった…。もうキャンプは嫌だ…。
そんな初キャンプの思い出は避けたいですよね。初キャンプの思い出は「楽しかった!」であってほしいと思います。そうするためにも、やはりテント選びは重要です。
わたしが初心者にオススメするテントは『ワンタッチテント』です。『ワンタッチテント』とは、名前の通りワンタッチで簡単に設営できるテントのことです。
ワンタッチテントは、基本的にロープを引っ張るだけで設営できるものが多いです。

テントの中にもぐりこんで、傘を開く要領でロープを引っ張り設営するタイプ。そしてロープを両手で横に引っ張り設営するタイプ。この2種類がメジャーです。どうですか?ロープを引くだけで設営できるのなら、初めてでもできそうな気がしませんか?
初心者にドーム型とティピー型をオススメしない理由
私が初めて選んだテントはワンタッチテントです。何故そうしたかというと、やはり設営に時間と手間をかけたくなかったからです。
ドーム型テントもティピー型テントも、知り合いキャンパーと一緒にキャンプに行った際に設営を経験しましたが、時間がかかり大変でした。慣れてしまえばスムーズにいくのですが、慣れるまでにキャンプに行くのが億劫になってしまいそうな気がしたのです。
ですから、初心者はワンタッチテントを使って、まずはキャンプを楽しむところから始めてみるのがいいのではないかと思います!
それでは実際に2種類のワンタッチテントをご紹介します。
4~5人用のものと、1~2人用のものです。ワンタッチテントは種類も豊富なので、人数や好みに合わせて選べるのも魅力的ですよ!そしてなにより格安です!普通のテントを買うよりもお得に買えるものが多いので、オススメですよ。
それではご覧ください。
FIELDOOR ワンタッチテント・ヘキサゴン型
ファミリーやグループキャンプにオススメの、4~5人用の大型ワンタッチテントです。ヘキサゴンタイプなので6つの角があり、中は広々としていて快適に過ごすことができますよ。また、ファミリーサイズなのに1万円程で買えるのはお手頃価格だと思いませんか?
サイズ
【テント本体】
W305×D260×H145cm
【テント室内】
W295×D250×150×H140センチ
【収納時】
W25×D25×H95cm

【重量】
約4.9kg
材質
トップ:ポリエステル
グラウンドシート:ポリエチレン
ポール:グラスファイバー
カラー
ライトベージュ・ダークブラウン・ターコイズ・オレンジ・ライム・カーキの6種類
※写真のテントは『ダークブラウン』です※
耐水度
1500mm以上
UV遮蔽率
93%以上
FIELDOOR ワンタッチテント・ヘキサゴン型のオススメのポイント
- 折りたたみ傘のように開くだけで簡単設営できる!
- 大型なのに、女性一人でも設営できる!
- 窓がたくさんあり、通気性が抜群!
- 大型の割には軽量!
- コンパクトに収納できる!
- UVカットコーティングで紫外線も怖くない!
- 災害時用のテントとしても使える!
- コストパフォーマンスがいい!
FIELDOOR ワンタッチテント・ヘキサゴン型を実際に設営してみた
「簡単」「ワンタッチ」と言ってきましたが、本当に簡単なのか疑わしいですよね。ですが、本当に簡単です!実際に一人で設営した様子をご覧ください。
①グラウンドシート(ブルーシートでもOK)を敷く

メーカーから販売されているグラウンドシートを購入してもいいですが、意外と値段が高いです。そんな時は、ブルーシートで代用してしまいしょう。ホームセンターなどで売っているブルーシートでOK!テントを置けば見えなくなるので、初めのうちはブルーシートで十分ですよ。
②ワンタッチテントを置く

ブルーシートが敷けたら、その上にテント本体を置きます。
③脚の部分を広げる

折りたたまれていた足を外側にパタパタと広げます。
④テントの中に入り、ロープを引く

入口からテント内に入り、テント上部から垂れているロープを引き、もう片方の手でジョイント部分を持ち上げるようにします。傘を広げるイメージです。
⑤設営完了

テントが簡単に立ちました!ここまで1分ほどしかかかっていません。一人でも簡単に設営することができました。
あとは付属品だけ!
ここまでできたら、後はペグダウンしたりフライシートをかぶせたりするだけです!

付属品のペグを使用しています。しっかりペグダウンすれば、多少の風が吹いても問題ありません。中に荷物を置いておくので、風で飛ばされてしまったという経験はありません。

付属品のフライシートはテント側面に引っ掛けるようにしてセットします。フライシートをしない状態の天井は、メッシュ素材になっています。

FIELDOOR ワンタッチテント・ヘキサゴン型のテント内の様子

全ての面に窓がついています。ファスナーを開けるとメッシュ素材の窓になっていて、通気性が抜群です。

小物入れもついているのでスマホや充電器などを入れておくのに便利です。
FIELDOOR ワンタッチテント・ヘキサゴン型を使ってみての感想
私はこのヘキサゴン型ワンタッチテントを5年程使用していますが、故障や破損したことはありません。少人数でもキャンプサイトが広い時は、迷わずこのテントを使用します。何故なら、とにかく中が広いからです。女性はどうしても荷物が多くなりがちですが、大型テントなら荷物が多くても余裕のスペースです。大型なのに、女性一人でも楽々設営できるところが気に入っています。また、広いのでファミリーキャンプにもオススメですよ!
DOD ワンタッチテント
1~2人用の小型テントです。1人で使うとゆったり過ごせるので、ソロキャンプにオススメです。2人で使用すると若干狭いです。
DOD ワンタッチテントのサイズ
【テント本体】
W230×D150×H117cm
【テント室内】
W225×D145×H105cm
【収納時】
W70×D19×H19cm

【重量】
約3kg
材質
トップ:66Dポリエステル
フロア:ポリエチレン
ポール:グラスファイバー
耐水圧
1500mm
カラー
ブラック・タン・ベージュ
DOD ワンタッチテントのオススメのポイント
- シンプルでお洒落!
- ソロキャンプに最適のサイズ!
- 2人でも使用できる!
- 別売りで専用のグラウンドシートが購入できる!
- ロープを横に引くだけで簡単設営!
- 有名キャンプメーカーの商品なのに安く手に入る!
DOD ワンタッチテント実際に設営してみた
1~2人用のワンタッチテントの設営方法を紹介します。勿論こちらもとても簡単に設営できてしまいますよ!
①グラウンドシートを敷く

このグラウンドシートは、同じくDODから販売されているものです。専用のものなので、ジャストサイズです。私はテントと一緒に購入しました。デザインも可愛いので、テント用だけでなくピクニックなどにも使用できますよ。

コンパクトに収納できるので、テントと一緒に収納することもできます。
②テントを置いて脚を広げる

グラウンドシートの上にテント本体を置きます。折りたたまれていた脚を広げ、形を整えます。
③2本のロープを横に引く

上部から出ているロープを片方ずつ持ち、両手で横に力強く引きます。
④設営完了!

ボンッと開く音がしたら、設営完了です!この横に引く動作は、女性には少し力が必要です。
あとは付属品だけ!

付属品のペグでペグダウンします。小型のテントなので、ペグも普通のものよりかなり細いです。不安な方は、別売りのペグを使用するといいと思います。私はこのペグで問題なく使用しています。

フライシートをかぶせます。ポールに取り付ける仕様になっています。

フライシートをかぶせていないテント上部はメッシュ素材になっています。通気性が抜群です。
DOD ワンタッチテントのテント内の様子

入口と反対側の面に大きなメッシュ窓がついています。ファスナーを開けておくと、風が通って涼しいです。

小物入れも付属しています。
DOD ワンタッチテントを使ってみての感想
テントサイトの区画が決まっている場合や、荷物を少なくしたいときにこのテントを利用しています。コンパクトなので持ち運びも楽々です!勿論設営も簡単なので、キャンプ場に到着してすぐにテントを設営して自由時間を過ごすことができます。テント上部がメッシュになっていますが、一枚布なので結露は気になります。ですが、風通しが良ければすぐに乾きます。

まとめ
今回は初心者でも簡単に設営できるワンタッチテントを2種類ご紹介しました。テント選びの参考になったでしょうか?ワンタッチテントは比較的安価なので、キャンプデビューでギアを揃える際には本当に有難いです。
キャンプ場に到着したら1分でテントを設営して、散策や料理の時間を目いっぱいとって楽しんでくださいね!キャンプの思い出が「楽しかった!」になりますように。

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