寒い季節、車中泊やアウトドア中に「今すぐ温かい飲み物がほしい」「カップ麺をサッと作りたい」と思うこと、ありますよね。
そんなときに車内でお湯が沸かせたら、わざわざコンビニや自動販売機を探さずに済んで、好きなタイミングで快適に過ごせます。
この記事では、車でお湯を沸かす方法や、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介。
シーン別におすすめのアイテムもピックアップしているので、自分のスタイルに合った湯沸かし方法を見つけてみてください。
車での湯沸かしの方法は主に3つ
車の中でお湯を沸かす方法には、いくつかの選択肢がありますが、主に次の3つの方法がよく使われています。
①カーポットで湯沸かし(シガーソケットタイプ)

車に搭載されているシガーソケットに差し込むだけで使える「カーポット」は、もっとも手軽な湯沸かし方法のひとつです。
エンジンをかけた状態で使用し、走行中にじっくりとお湯を沸かせるのが特長です。

沸騰までは時間がかかりますが、「次の休憩ポイントでお昼にしよう」といった予定に合わせてスイッチを入れておけば、到着時にはちょうど使える状態に。
カップ麺やインスタントスープなど、ちょっとした調理にも便利です。
シガーソケットタイプを便利に使うポイント!

シガーソケット式のカーポットは、エンジンをかけた状態での使用が基本。
バッテリー上がりを防ぐためにも、走行中にお湯を沸かすようにすると効率的です。
ドリンクホルダーに収まるタイプや、こぼれにくい密閉構造のものなら走行中でも安心。
また、保温機能付きなら渋滞時でも温かさをキープできて便利です。
②ACアダプターが使える電気ケトルで湯沸かし

ポータブル電源やインバーターを使って、家庭用の電気ケトルを車内で使用する方法です。
しっかりした電源さえ確保できれば、一般的な電気ケトルと同じように素早くお湯を沸かせるのが魅力。
停車中でも使用できるため、休憩時や車中泊など、落ち着いたシーンにぴったりです。
ACアダプタータイプを便利に使うポイント!

高出力タイプの電気ケトルは、確かに沸騰が早いですが、それに見合う出力のポータブル電源やインバーターが必要です。
一般的な車のACアダプター(100W前後)では電力が足りず使用できない場合が多いため、500W以上に対応したポータブル電源や、車のDC電源をAC100Vに変換するインバーターが必要になります。
ハイブリッド車などに搭載されているAC100V/1500Wのコンセントであれば使用できる可能性もあるので、車両のコンセント容量を事前にチェックしておくと安心です。
③ガスボンベで湯沸かし

ガスボンベを使ってお湯を沸かす方法は、電源がいらないという大きなメリットがあります。
シングルバーナーやカセットコンロを使えば、車中泊はもちろん、車外での調理にも対応可能です。
お湯が沸くスピードも早く、寒い季節や停電時の備えとしても重宝します。
ガスコンロを使うポイント!
ガスボンベでの湯沸かしには、風に強いアウトドア向けのカセットコンロや、コンパクトなシングルバーナーがぴったりです。
軽量で持ち運びやすく、火力も安定しているため、車中泊やキャンプでも使いやすいのが特長。ただし、火を使うため車内では使用せず、風通しの良い場所で安全に使用するようにしましょう。
一押しのカセットコンロ
「タフまるJr.」は風に強く、コンパクトで持ち運びやすいアウトドア用カセットコンロです。
専用のハードケース付きで、車に積んでおけばいつでもお湯が沸かせて便利。
電源不要なので、停車中やキャンプ中の湯沸かしにもぴったりです。
おすすめのカーポット・車用ケトル(シガーソケットタイプ)
ここからは、シガーソケットに挿して使えるカーポットや車用ケトルのおすすめモデルをご紹介します。
走行中にじっくりお湯を沸かせるので、車中泊やドライブ中の湯沸かしに便利です。
ワクヨさん
クリアボトルなので、お湯の量や沸騰状況を確認できて便利です。
スリムなのも車内で場所を取らずにうれしいですよね。
専用のホルダがあるので、安定して立てておくことができます。耐熱カバー付きで本体を持った時の火傷を防ぎます。
メルテックあったカーケトル Meltec CK-673
オートストップ機能、空焚き防止機能付きで安心安全です。1リットル約60分90度まで沸きます。1リットルと大容量なので家族みんなで暖かい飲み物を飲むことができますよ。一人でもビッグサイズのカップ麺を作る時に活躍します。
車載 電気 ケトル 12v 0.35L 車載ポット
シガーソケットに接続して使えるコンパクトな車載ケトル。
容量は0.35Lで、コーヒー1〜2杯分のお湯がちょうど良く沸かせます。
密閉性の高いフタ付きでこぼれにくく、ドリンクホルダーに収まるサイズ感も魅力です。
車中泊やちょっとした休憩時の湯沸かしにぴったりの一台です。
FINTA 12V/24V兼用 車用電気ポット
ホルダーがついているので、走行中でも安定性が良いです。100度まで加熱することができ、沸騰後は自動的にパワーオフしてくれるのでわき続けて火事になるのを防ぎます。ブラックでスタイリッシュなデザインがおしゃれです。
Simble 車載ポット 電気ケトル 車用ポット
タッチパネルで操作でき4種類のモードから選ぶことができます。保温温度も好みの温度に設定できるので、自分好みの温度で使用できるのがうれしいですね。
スリムなのでカップホルダーに入れることができます。かばんなどに入れても邪魔にならない大きさです。
おすすめの小型の電気ケトル(ACコンセントタイプ)
ここからは、ポータブル電源やインバーターと組み合わせて使える、小型電気ケトルのおすすめモデルをご紹介します。
コンパクトで沸騰も早く、車中泊やアウトドアでも活躍してくれるアイテムです。
ハゴオギ (HAGOOGI) 電気ケトル
ガラス製で中の水の容量や、沸騰している様子を見ることができます。
インテリアとしてもおしゃれですね。1リットルと大容量ですがハイパワーなので3~5分ほどで沸騰したお湯を使うことができます。
フタや底はステンレス製で清潔さを保ちやすく、広口なのでお手入れも簡単です。
THANKO 沸かしてそのまま飲める「おひとりさま用マグケトル」S-MCH21
しっかりした持ち手勝ちており、350MLと大きすぎず、小さすぎない絶妙な容量で飲み物はもちろん、ラーメンなども一人分なら十分な量を作ってそのまま食器として使うことができます。3段階の温度調整ができるので、ミルクやスープなど飲みやすい温度に調節することができます。
Focustar 電気ケトル ポータブル
2層構造で火傷を防止し、沸いたお湯をそのまま水筒代わりに持ち運ぶこともできます。
そのため登山時など駐車場でお湯を沸かしてそのままリュックに入れて運ぶことが可能です。
安心な自動電源オフ空焚き防止機能付き。
まとめ

今回は、車でお湯を沸かすのに便利なアイテムをご紹介しました。
アウトドアや車中泊、トラックでの長距離移動はもちろん、寒い日の外回りや災害時の備えとしても役立ちます。
スリムでかさばらないモデルもあるので、ひとつ持っておくと何かと重宝します。
購入を迷っている方は、ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの湯沸かしアイテムを見つけてみてくださいね。












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