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カンガルースタイルにおすすめのインナーテント!夏・冬用やソロやファミリーまで

カンガルースタイルインナーテント テント・タープ

カンガルースタイルのキャンプは、さまざまなキャンプスタイルに対応でき、季節を問わず快適に過ごせるのが魅力です。

その中でも特に重要なのが、インナーテント選びです。

今回は、カンガルースタイルに合うインナーテントはどんなものが良いのか、選び方のポイントをメリット・デメリットとあわせて解説します。

記事後半では、おすすめのインナーテントも紹介していますので、ぜひあなたのキャンプスタイルの参考にしてみてください。

カンガルースタイルのメリット

夏キャンプ カンガルースタイル

カンガルースタイルは、季節や人数、キャンプ地のロケーションに合わせてレイアウトを調整できるため、快適なキャンプを楽しむことができます。

主なメリットは、以下の5つです。

カンガルースタイルのメリットは5つ
  • 夏は涼しい・虫対策になる
  • 冬は暖かい!
  • 設営が簡単
  • 自由度の高いレイアウトで快適
  • 人数に合わせて追加できる

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

夏キャンプのメリットは涼しく過ごせる!

夏キャンプ カンガルースタイル

暑い時期のカンガルースタイルのメリットは、フルメッシュのインナーテントを使うことで、就寝中でも風通しがよく、蚊やアブなどの虫を防げる点です。

外側にはシェルター(親テント)を設営するため、外部からの視線を遮ることができ、フルメッシュのインナーテントでもしっかりとプライバシーを確保できます。

暑さで寝苦しくなりがちな夏の夜でも、快適な環境で眠ることができるため、夏キャンプにカンガルースタイルを取り入れるメリットは非常に大きいです。

冬は暖かい!

冬キャンプ カンガルースタイル

カンガルースタイルでは、親テントやシェルターが外気を遮り、フライシートのような役割を果たします。

テントの中にさらにインナーテントを設置することで、幕内の空気層が断熱材のように働き、外が寒くてもインナーテント内は暖かく過ごせます。

さらに、インナーテントと幕内の温度差が少ないため、冬場に起こりやすい結露を抑えることができ、寝袋がびしょびしょに濡れてしまう心配も少なくなります。

冬キャンプの寒さ対策に悩んでいる方は、カンガルースタイルをぜひ取り入れてみてください。

設営や撤収が楽になる

カンガルーテント 設営

カンガルースタイルでは、先にシェルターや親テントを設営し、その中にインナーテントを設置するため、雨風の影響を受けずにインナーテントの設営や撤収ができるという大きなメリットがあります。

また、カンガルースタイル用のインナーテントにはワンタッチ式のモデルも多く、手軽に設営できるのも嬉しいポイントです。

さらに、雨天時の撤収でもシェルター内で作業ができるため、荷物が濡れにくく、帰宅後の片付けもグッと楽になります。

ワンタッチ設営でおすすめのカンガルースタイルテント

自由度の高いレイアウトで快適な空間を作れる

レイアウトが自在 カンガルースタイル

カンガルースタイルでは、インナーテントが自立式のため、好みの場所に自由に配置できるのが特徴です。

寝室の位置を柔軟に決められることで、テーブルやチェアなどの配置もしやすくなり、サイト全体のレイアウトに幅が生まれます

あらかじめレイアウトが決まってしまう2ルームテントと比べて、カンガルースタイルは自由度が高く、より快適な空間を作りやすいのも魅力です。

手持ちのギアや人数に応じてレイアウトを考えられるため、ソロ・ファミリー・グループと、あらゆるキャンプスタイルに対応できるのも大きなメリットです。

人数に合わせて追加できる

カンガルースタイルなら、キャンプの人数に合ったインナーテントを用意するだけで、ソロからファミリーキャンプまで柔軟に対応できます。

2ルームテントの場合、「子どもが成長した」「家族が増えた」といった変化により、付属のインナーテントでは手狭になってしまい、テント自体を買い替える必要が出てくることもあります。

その点、カンガルースタイルであれば、インナーテントを人数に応じて追加するだけで対応可能。長年使っている愛着のあるシェルターやテントを、そのまま活用できます。

また、手持ちのギアを無駄なく使えるというのも、カンガルースタイルならではの魅力です。

カンガルースタイルのデメリット

カンガルースタイルは「季節や人数を問わず快適に過ごせる」という多くのメリットがありますが、以下のような3つのデメリットも存在します

カンガルースタイルのデメリットは3つ
  • インナーテントの配置次第で、デッドスペースができやすい
  • 専用インナーテントに比べて高さが低く、就寝時に圧迫感を感じることがある
  • 結露が多い季節には、メッシュインナーテントだとシュラフ(寝袋)が濡れてしまうことがある

こうしたデメリットを理解したうえで、自分のキャンプスタイルに合っているかを検討してみましょう。

インナーテントの配置次第でデッドスペースができる

カンガルースタイル デメリット

インナーテントのサイズや形状によっては、配置する場所によってリビングスペースを圧迫したり、シェルター(親テント)の形状と合わずにデッドスペースができてしまうことがあります。

そのため、カンガルースタイルでキャンプをする前には、使用するインナーテントとシェルターのサイズ感や形状の相性を、あらかじめ確認しておくことが大切です。

就寝時に圧迫感を感じる

カンガルースタイルでは、小型で軽量なインナーテントを使用するため、高さが約130cm前後と低めのモデルが多く、天井が近く感じられることがあります。

一方、2ルームテントの専用インナーテントでは、テントの構造いっぱいまで高さを活かせるため、180cm以上の天井高を確保できる広々とした空間が特徴です。

そのため、カンガルースタイルのインナーテントでは、就寝時に圧迫感を感じてしまい、快適に眠れないと感じる場合もあります

使いやすさや快適さを重視するなら、自分のキャンプスタイルに合わせて、専用インナーとカンガルースタイルを上手に使い分けるのがおすすめです。

メッシュのインナーテントは結露の多い時期は注意が必要

朝晩の寒暖差が大きい時期は、テント内に結露が発生しやすくなります。
特にメッシュタイプのインナーテントを使用していると、水滴が直接テント内に落ちて、寝具やシュラフがびしょ濡れになることもあります。

シェルター(親テント)をフルクローズにして使う場合は、インナーテントを幕から少し距離を取って設置することで、直接濡れるのを防ぐことができます。

また、結露が多い季節には、朝露で濡れる前提でフライシートをかける、あるいはスクリーンタイプのインナーテントを使用するなど、結露対策を意識しておきましょう。

カンガルースタイルのインナーテント選びのポイント!

カンガルースタイル おすすめインナーテント

カンガルースタイルで使用するインナーテントを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

  • 人数に合わせてフロアサイズを決める
  • 使用する季節に適した構造・素材のテントを選ぶ
  • シェルター(親テント)に収まるサイズか事前に確認する

このあと、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

選ぶポイント1:フロアサイズ

インナーテントを選ぶ際は、フロアサイズに対して何人まで就寝できるかを基準に考えましょう。
以下は、大人1人あたり「約60×200cm」を目安として算出した、おおよその人数とフロアサイズの目安です。

210×130(cm)1~2人 ソロキャンプにちょうど良い大きさ
210×150(cm)1~2人 デュオにちょうど良い大きさ
210×180(cm)2~3人 2人なら余裕、大人2人・子供1人のファミリーキャンプ向け
270×270(cm)4~5人 ファミリーキャンプ向け、荷物を置くスペースも十分取れます

メーカーで表記している人数-1人が余裕をもって過ごせるサイズです。

カンガルースタイル ワンタッチテント サイズ

例えば、DODのカンガルーテントS(220×150×高さ128cm)は、1人であれば余裕をもって快適に使えるサイズ感で、2人でも問題なく使用できる広さがあります。

モノポールインナーテント

また、こちらのテンマクデザインのモノポールインナーテントメッシュはコットがぴったり入るサイズ感で荷物などを置く余裕はなく寝るだけのスペースとなります。

モノポールインナーテント カンガルー

1人用(210×70×高さ97cm)

サイズ選びの参考にしてみてください。

選ぶポイント2:生地・構造

カンガルースタイルテント 生地

カンガルースタイルで快適に過ごすためには、インナーテントの生地や構造の特徴をしっかり押さえておくことが大切です。

暑い時期には、風通しの良い「フルメッシュタイプ」や、軽量で持ち運びやすい「ポリエステル素材」のインナーテントが適しています。

一方、寒い時期には、外気を遮断し、結露もしにくい「ポリコットン(TC)素材」のインナーテントがおすすめです。

また、インナーテントを選ぶ際には、出入口が複数あるかどうかも重要なポイントです。出入口が複数あれば、就寝中の相手をまたぐことなく出入りでき、レイアウトの自由度も高まります

さらに、メッシュパネルの開閉が可能なインナーテントであれば、一年を通して快適に使えるため、迷ったときは、DODのカンガルーテントのようにサイドパネル付きのモデルを選ぶのもおすすめです。

選ぶポイント2:シェルター・親テントサイズ

カンガルースタイル 夏はタープ泊もできる

キャンプ場で困らないためにも、インナーテントがシェルター(親テント)の中にきちんと収まるかどうかは、事前に確認しておくことが大切です。可能であれば、試し張りをしておきましょう。

おおよそのサイズは、各メーカーの公式サイトなどで確認することができます

サイズを確認する際は、フロアサイズだけでなく、ポールの位置やテント内の高さにも注意してください。

最近ではカンガルースタイルの人気が高まり、専用設計のシェルターやインナーテントも各メーカーから登場しています
これらも参考にしながら、使用する季節や人数に応じて、最適なインナーテントを選ぶようにしましょう。

フライ付きテントのインナーテントも、カンガルースタイルで使える!

MSRインナーテント
参照元:モチヅキ

カンガルースタイルでは、MSRエリクサー2コールマンのツーリングドームのような、フライシート付きのダブルウォールテントのインナーテントも使用可能です。

すでに小型テントをお持ちで、シェルターや親テントの中に収まるサイズであれば、専用のインナーテントを新たに購入しなくてもOKです。

カンガルースタイル専用のインナーテントが登場する前は、軽量な山岳テントのインナーテントがよく流用されていました

特に、MSRエリクサー2のようなフライシートとインナーテントが分かれたダブルウォール構造のテントは、季節を問わず使える汎用性の高さが魅力です。

  • 夏はインナーテントのみで風通しよく涼しく使い
  • 冬はフライシートと併用して断熱効果を高めることで、暖かく過ごすことができます。

カンガルースタイルに最適!おすすめのインナーテントを紹介

ここでは、カンガルースタイル専用として設計されたテントと、流用して使えるコンパクトテントの両方から、カンガルースタイルにおすすめのインナーテントをご紹介します。

テンマクデザイン モノポールインナーテント

テントサイズ1人用(210×70×高さ97cm)
生地ポリエステル

テンマクデザイン モノポールインナーテントは、軽量・コンパクトで扱いやすい自立式インナーテント。通気性の良いメッシュ構造を採用し、夏場でも快適に使用できます。カンガルースタイルにも最適で、コットの上に載せての使用も可能。手軽に設営できるため、ソロキャンプやミニマルスタイルにぴったりです。

テンマクデザイン モノポールインナーテントメッシュ

テントサイズ1人用(210×70×高さ97cm)
生地ポリエステル

テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュは、軽量で通気性に優れた自立式インナー。特に夏場のカンガルースタイルにぴったりで、私は実際に使っていますが、設営も簡単で寝心地も快適です。前面・天井がメッシュになっていて風通しもよく、コットの上に置いての使用にも対応。コンパクトに収納できて持ち運びもラクなので、ソロキャンパーにもかなりおすすめです!

DODカンガルーテントS

テントサイズ2人用(220×150×高さ128cm)
生地コットン

DOD ワンタッチカンガルーテントS(T2-616-TN)は、コンパクトながら大人2人でもしっかり寝られる絶妙なサイズ感で、カンガルースタイルにぴったりのインナーテントです。

コチラも使用頻度が高いお気に入りのテントで、2人で使うならとても快適。設営はワンタッチ式でとにかく簡単。メッシュ面が多く、夏は通気性がよくて蒸れにくいのもポイントです。

カップルや親子キャンプ、広めに使いたいソロにもおすすめのバランスのいい1張です。

DODカンガルーテントM

テントサイズ3人用(210×210×高さ128cm)
生地コットン

DOD カンガルーテントM(T3-617-TN)は、人気のSサイズより一回り大きい210×210×高さ128cmの3人用インナーテント

基本仕様はSサイズと共通で、夏は全面メッシュで通気性抜群、冬はフルクローズで保温性がしっかり確保できる設計です。

素材にはコットン100%の生地を使用しており、結露しにくく快適な室内環境をキープできます。
ファミリーや荷物が多めのソロ、ゆったり過ごしたい2人キャンプにもおすすめです。

Hilander自立式インナーテント

テントサイズ2人用(220×120×高さ130cm)
3人用(220×180×高さ130cm)
生地ポリエステル

Hilander 自立式インナーテントは、手頃な価格と扱いやすさで人気のシンプルなインナーテント。
フレーム一体型の自立式構造で、シェルターや大型テントの中にポンと置くだけで設営できるため、カンガルースタイルにも最適です。

通気性に優れたメッシュパネルを採用しており、夏場は涼しく、虫の侵入も防止
寝るための空間を最低限確保したいソロ〜2人用におすすめのコンパクトモデルです。

FIELDOORカンガルーテント100

テントサイズ1人用(210×105×高さ110cm)
生地ポリエステル

コンパクトに収納でき軽量な組み立て式と設営が簡単なワンタッチタイプの2種類があります。
積載や持ち運びを重視するなら組み立て式、設営の手間を省くならワンタッチタイプがおすすめです。

LOGOS2ドアルームテント

テントサイズ4人用(270×210×高さ130cm)
生地ポリタフタ

4人用のインナーテント。出入口が正面とサイドにあり、他の人の邪魔にならず出入りできます。
撥水加工してあり、単体でも使用することができ、多少雨が吹き込むタープ下での使用も可能です。

ビジョンピークスTCルーテント

テントサイズ3人用(220×180×高さ130cm)
生地TC素材

ポリコットン素材で結露しにくく遮光性が高いインナーテント。
前後入口がフルメッシュになるので風通しもよく、フルクローズすると保温性も高いので、オールシーズン対応できます。

Coleman ツーリングドームST

インナーテントサイズ1〜2人用(210×120×高さ100cm)
生地ポリエステル

ソロやツーリングのキャンプに最適な1人用のコンパクトテント。
インナーテントだけで自立するのでカンガルースタイルとしても流用できます。

snow peak アメニティドームS

インナーテントサイズ2人用(220×150×高さ110cm)
生地ポリエステルタフタ

アメニティドームSのインナーテントはソロからデュオに最適なサイズ。
サーカスTCとの相性がよくサイズ感もピッタリ収まります。

snow peak アメニティドームM

インナーテントサイズ4人用(265×265×高さ130cm)
生地ポリエステルタフタ

ファミリーキャンプなど大人数でのキャンプに最適なサイズ。
ランドステーションなど大型シェルターとの組合せがおすすめです。

MSR エリクサー2

インナーテントサイズ2人用(213×127×高さ102cm)
生地ナイロン

山岳テントのMSRは軽くてコンパクトなテント。
夏場はインナーのみで涼しく、冬場はフライシートを掛けて保温性を高めて使えるので、季節を問わずカンガルースタイルを楽しめます。

まとめ

カンガルースタイルのキャンプは、レイアウトの自由度が高く、季節を問わず快適に過ごせる機能性の高さが魅力です。
自分のキャンプスタイルに合わせて、理想のキャンプサイトを作り出すことができます。

その快適さを左右するのが、インナーテントの選び方
カンガルースタイル専用のインナーテントを活用すれば、スタイルに合った快適な寝室スペースを手軽に用意できます。

また、手持ちの小型テントを流用することで、いつもとは違ったレイアウトでキャンプを楽しむことも可能です。

ぜひ、カンガルースタイルを取り入れて、より快適で自由なキャンプを楽しんでみてください。

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