キャンプで使うペグやハンマーは、意外と重くてかさばるもの。
そのまま持ち運ぶと汚れやすく、他の道具と一緒にすると傷の原因にもなります。
そんなときに便利なのが、ペグ・ハンマー専用の収納ケース。
すっきりまとめて持ち運べて、現地での設営もスムーズになります。
この記事では、ペグケースの選び方とおすすめの10商品を紹介。
自分のスタイルに合ったケースを選んで、キャンプの準備をもっと快適にしてみませんか?
ペグ・ハンマーケースの選び方|6つのポイント
ペグ・ハンマーケースは、素材や形状がさまざまで、どれを選べばいいのか迷いがち。
ここでは、失敗しないためにチェックしておきたい6つのポイントをご紹介します。

① 必要なサイズをチェックしよう

まず大事なのは、普段使っているペグやハンマーのサイズに合ったケースを選ぶこと。
収納したいペグの長さや本数、あわせてハンマーやロープなども入れる場合は、少し余裕のあるサイズ感がおすすめです。
大きすぎると中で荷物が暴れたり、持ち運びに不便になることもあるので、実際の装備に合ったサイズ選びが重要です。
② 小物もまとめられる収納性

ハンマーやペグだけでなく、ガイロープやカラビナなど設営に使う小物も一緒にまとめられると便利。
内ポケットや仕切りが付いているケースなら、道具の整理がしやすく、現地での設営もスムーズになります。
③ 持ち運びやすさ(運搬性)も大事

ペグやハンマーは重たくなりがち。肩掛けタイプや持ち手付きのケースだと、移動時の負担を減らせます。
また、腰に巻ける装着型タイプもあり、設営時にすぐ取り出せるのが便利。使うスタイルに合わせて、運びやすさもチェックしましょう。
④ 屋外使用なら防水性はマスト

ケースはキャンプ中に地面に直置きすることも多く、雨や湿気で濡れることも。
防水素材や撥水加工があるものを選ぶと、ペグやハンマーをしっかり守れます。
⑤ ケースの形状で選ぶ|ボックスタイプ or ロールタイプ

ペグ・ハンマーケースには、大きく分けて2つの形状があります。
ボックス型

ペグやハンマーをガバっと収納できて出し入れしやすい、最もスタンダードな形。
仕切り付きやフタ裏に収納スペースがあるものも多く、整理しやすいのが特長です。

例:スノーピーク「マルチコンテナ M」は、全長40cm以上の道具もすっぽり収納可能。
薪ばさみや小型の斧を一緒に入れる人も多いです。
ロール(巻き巻き)型

ペグやハンマーを1本ずつ固定して、クルクル巻いて収納するタイプ。
本数が少ないソロキャンプや徒歩・バイクキャンパーに人気。
収納力はやや劣りますが、中身がひと目でわかって管理しやすいのが魅力です。
⑥ 素材で選ぶ|ソフト or ハード

ケースの素材も選ぶうえで大切なポイントです。
ソフトケース

主に布製で、軽くて柔らかいのが特長。持ち運びやすく、コンパクトにたためるので収納にも便利です。
手軽に扱いたい方にぴったり。
ハードケース

スチールやステンレスなどの頑丈な素材でできたケース。
ペグやハンマーをしっかり保護してくれるので、ガシガシ使う人や道具を長く使いたい人におすすめです。
仕切り付きのものを選べば、さらに整理しやすくなります。
おすすめのペグケース9選
数あるペグ・ハンマーケースの中から上記のポイントを踏まえて、使いやすいものを厳選してご紹介いたします。
おすすめ①スノーピーク マルチコンテナ M(UG-074R)
サイズ | 重量 |
---|---|
W440×H150×D160mm | 約880g |
スノーピークの「マルチコンテナ M」は、耐久性に優れた6号帆布を使ったボックス型のペグ・ハンマーケース。
パラフィン加工により撥水性も高く、アウトドアでのタフな使用にも安心して使えます。

Mサイズですが収納力は非常に高く、40cmのペグも余裕で収納可能。

ペグ20本以上に加えて、焚き火で使う火バサミやロープなどの小物もすっきり収まります。
また、フタの裏には大きなメッシュポケットがあり、カラビナや手袋などの小物もすっきり整理できます。
握りやすいしっかりしたハンドルに加え、車から取り出しやすいようサイドにも持ち手を配置。こういった細やかな使いやすさも、スノーピークならではの魅力です。
おすすめ②オレゴニアンキャンパー ラージマウス ペグバッグ
サイズ | 重量 |
---|---|
高さ12、上部幅54、下部幅39、マチ14、ハンドル35cm | 約400 |
ガバッと開く“口金入り”で、出し入れがしやすい大容量モデル

オレゴニアンキャンパーの「ラージマウス ペグバッグ」は、大きく開く口金入りの開口部が特長。
名前の通り、バッグの口がガバッと開くので、ペグやハンマー、小物類の出し入れがとてもスムーズです。

バッグ形状のペグケースで長さが長く40cmのペグの収納も可能です。

収納量はペグ20〜30本程度+ハンマー+小物が目安。
ボックス型に比べるとやや収納力は劣りますが、そのぶんコンパクトでかさばりにくく、持ち運びしやすいのが魅力。
ペグ収納だけでなく、焚き火道具などをまとめるバッグとしても便利に使えます。
さらに嬉しいのがその価格。
安価ながらしっかりとした作りで、コスパ重視派にはぴったりのアイテムです。
「価格は抑えたいけど、品質にもこだわりたい」という方におすすめのペグケースです。
おすすめ③asobito ツールボックスSサイズ
サイズ | 重量 |
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横33.5×縦14×マチ14cm | 約560g |
無骨でタフ。防水帆布を使ったこだわり派の収納ケース
asobito(アソビト)のツールボックスは、防水帆布を使った無骨なデザインと高い耐久性が魅力。
ガシガシ使える収納ケースとして、ペグ・ハンマーケースにもぴったりのアイテムです。

Sサイズ(幅33.5cm)でもハンマーや30cm程度のペグがしっかり収納可能。
より余裕を持って収納したい方には、Mサイズ(幅42cm)もおすすめです。

フタはフラップ式で、内側には便利なポケットが2つ付き。
さらに、側面と底には発泡ポリエチレン素材「ベルポーレン」を内蔵しており、型崩れせずしっかりと自立します。

汚れやすい底には厚みのある中敷きが入っていて、外して洗える仕様なのも嬉しいポイント。
地面への接地面がフラットなため、濡れた場所ではやや気を使いますが、それを補って余りあるタフさと使い勝手です。
「キャンプギアは見た目にもこだわりたい」という方におすすめの、機能性とデザインを両立したペグケースです。
コスパ重視ならこちらも!
asobitoの「ペグケース(abo-008)」も、根強い人気を誇るアイテムです。
簡易的な袋型のデザインで、価格はかなりお手頃。とりあえずまとめて持ち運びたい人や、サブケースとして使いたい方にもおすすめです。
「asobitoらしい無骨さはそのままに、できるだけ安く揃えたい」という方には、こちらの選択肢もアリです。
おすすめ④エリッゼ ペグ収納マルチコンテナボックス
サイズ | 重量 |
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約幅42×奥行15×高さ15cm | 約783g |

エリッゼ(村の鍛冶屋)の「ペグ収納マルチコンテナボックス」は、シンプルながら実用性の高いボックス型ケース。
ブラックカラーの本体にブランドロゴが縫い付けられており、落ち着いたデザインです。
容量が大きく、ペグをたくさん持ち歩く方にぴったり。
フタの内側にはチャック式ポケットがあり、ロープやペグ抜き、カラビナなどの小物もすっきり収納できます。
運搬性にもこだわりがあり、長めのメインハンドルで持ちやすく、サイドにはサブハンドル付き。
このサブハンドルにショルダーストラップを通せば、肩掛けスタイルでも持ち運びが可能です。
設営時にフタを開けたままでも運べる構造になっているので、使い勝手の良さを重視する人におすすめです。
おすすめ⑤トラスコ中山 トランク型工具箱
サイズ | 重量 |
---|---|
約333X137X68.0 | 約1000g |
おしゃれで頑丈!代用ペグケースとしても人気の万能ハードボックス

本来は工具用のスチール製ハードケースですが、ペグやハンマーの収納にちょうどいいサイズ感で、代用ケースとして人気です。
幅32cm・高さ15cmとコンパクトながら、30cm前後のペグやハンマーもすっきり収まります。
持ち手はありませんが、その分車載やバッグ収納にもフィットしやすく、頑丈な素材で中身もしっかり保護してくれます。
カラーは全8色と豊富で、「人と被らないケースが欲しい」という方にもぴったり。
見た目・実用性・コスパを兼ね備えた、隠れた人気アイテムです。
おすすめ⑥コールマン(Coleman) ペグケース
サイズ | 重量 |
---|---|
約360×170×170mm | 約535g |
おしゃれ&手頃で初心者にぴったりなコンパクトケース
コットンキャンバス素材を使った、コールマンらしいナチュラルなデザインのペグケース。
ペグやハンマーなどをひとまとめに収納でき、底面には撥水加工が施されているため、濡れた地面に直接置いても安心です。
サイズはコンパクトなので、40cmクラスの長いペグは非対応。
とはいえ、価格も手ごろで取り回しがしやすく、初心者やライトキャンパーにちょうどいいアイテムです。
おすすめ⑦ZEN Camps マルチギアボックス ペグケース
サイズ | 重量 |
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幅38.5cm × 奥行き12cm × 高さ15cm | 約0.7kg |
ZEN Campsのマルチギアボックスは、ペグやハンマーなどのキャンプギアをスマートに収納できるソフトコンテナです。外側には耐久性の高い600Dポリエステルを使用し、アウトドアの過酷な環境にも耐える丈夫さを備えています。蓋の裏側にはジッパータイプの収納スペースがあり、小物を大切に保管できます。また、チェアやテーブルに装着可能な設計で、必要なアイテムをすぐに取り出せる利便性も魅力です。コンパクトながら収納力があり、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く活躍します。
おすすめ⑨テンマクデザイン ペグロールケース
サイズ | 重量 |
---|---|
約43×52cm | 約550g |
軽量・コンパクト!本数管理がしやすいロールタイプ
テンマクデザインの「ペグロールケース」は、巻いて持ち運べるロール型のコンパクトケース。
広げると、40cmのペグが11本、30cmのペグは16本まで収納可能。ハンマー用の収納スペースもあり、道具の本数をしっかり把握できるのが魅力です。
ガサッと入れるボックスタイプと違い、個別に差し込む必要があるため手間はややかかりますが、ケース本体はとても軽く、圧倒的にコンパクトに収納できるのが最大のメリット。
カラーはカーキとネイビーの2色展開。徒歩キャンプや荷物を減らしたい方におすすめです。
おすすめ⑩DODスラッシュペグパカーン
サイズ | 重量 |
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約W34×D13×H13cm | 約450g |
整理しやすく出し入れラクラクな2気室タイプ
大きく開いて使いやすいペグケース。
中は2つの気室に分かれていて、ペグやハンマーをすっきり整理できます。
30cmペグが最大40本収納可能で、撥水加工もしっかり。デザインも◎で、使い勝手と見た目のバランスがちょうどいい一品です。
まとめ
ペグやハンマーは、キャンプの設営を支える欠かせないギアのひとつ。
しっかり収納できるケースがあれば、道具の保護はもちろん、設営の準備や片付けもぐっと快適になります。
地面に触れることが多く、汚れやすいこれらのギアは、専用ケースに入れて管理することで長持ちしやすくなるのもポイント。
使いやすさや収納力、デザインなど、自分のスタイルに合ったケースを選んで、キャンプをもっとスマートに楽しみましょう。
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